アナフィラキシーショックは蜂でも起こる?!蜂に刺されたときの症状まとめ

ハチ

アナフィラキシーショックは蜂でも起こるということをご存知でしょうか?蜂の巣を見かけると、すぐに駆除したいと考える方が多いですが、むやみに駆除することで逆に蜂からの攻撃を受けることがあります。 「蜂に刺されたくらい大したことない」そう考えるのは危険です。ここではアナフィラキシーショックを起こす蜂の種類や、蜂に刺されたときの症状や対処法をご紹介します。

蜂に刺されたときの症状

自分で行う蜂の駆除作業において蜂に刺されることがあります。また、蜂に刺されることは、野外活動を行う誰にでも起こる可能性があります。蜂に刺されたときに起こる症状は次のとおりです。

  • ✓ 激しい痛みやかゆみがある
  • ✓ 患部が赤く腫れる
  • ✓ 蜂に刺された翌日も腫れる(数日~数週間)
  • ✓ 通常は一日以内に症状がおさまる
  • ✓ かゆみがおさまるのは約1週間後

蜂に刺された直後は激しい痛みがあり蕁麻疹が出たり赤くなり大きく腫れたりします。蜂に刺された場所の炎症やかゆみを局所症状といいます。

個人差はあるものの、通常は翌日には痛みがおさまりますが、1週間くらいは腫れやかゆみなどが残ります。

放置してもよい蜂刺されの症状

蜂に刺されたらすべての人が救急で病院へ行かなくてはならないというわけではありません。先ほどお伝えした局所症状においては、次にご紹介する対処法を施すことで、症状はおさまります。

蜂に刺されたときの対処法

蜂に刺された際は、次のように対処しましょう。

  • ✓ 刺された場所から数十メートル離れる
  • ✓ 患部をよく洗い流し毒液を絞り出す
  • ✓ 針をそっと抜く
  • ✓ 局所の痛みは水などで冷やす
  • ✓ 患部を高くする
  • ✓ アナフィラキシーショックの兆候がないか観察する

まずは刺された場所から離れます。次に患部を洗い、毒を出しましょう。針はピンセットを使って取り除くのが望ましいですが、その場にないときは指ではじくなどし、深く刺さらないようにしましょう。

放置してはいけない蜂刺されの症状

蜂に刺されてすぐに次のような症状がある場合は、アナフィラキシーショックを起こしている可能性が高いです。

  • ✓ 不安感
  • ✓ 口の中がピリピリ痺れる
  • ✓ 喉の詰まり
  • ✓ 唇や舌の腫れ
  • ✓ 浮腫
  • ✓ 嘔吐
  • ✓ 倦怠感
  • ✓ 聞こえづらくなる
  • ✓ 呼吸困難
  • ✓ けいれん
  • ✓ 失禁
  • ✓ 意識障害

アナフィラキシーショックは数秒、5分、10分と時間の経過とともに状況が悪化します。蜂に刺されてこのような症状が現れたときは、ためらわずに救急車を呼びましょう。

アナフィラキシーショックとは

アナフィラキシーショックとは、アレルゲンとなるものを吸い込んだり食べたり刺激を受けたりした後に、きわめて短時間に起こるアレルギー症状です。

アナフィラキシーショックの仕組み

私たちの身体には侵入してきた異物を追い出すために抗体が作られています。異物が再び侵入した際に免疫システムを作動する仕組みが備わっているのですが、時として身体に害を与えない物質であっても過剰反応し攻撃します。

つまり、アレルギー反応は身体が過剰反応を起こしている状態なのです。

アナフィラキシーショックの死亡率

蜂の襲来や刺されたという報告は毎年ありますが、そのなかの数パーセントの人がアナフィラキシーショックによって死亡しています。死亡者数は年間20数名です。

少ないように見えるかもしれませんが、誰にでも起こり得ることです。蜂に刺された後、アナフィラキシーショックを起こしているにもかかわらず放置すると、死亡率は上がります。すぐに救急車を呼びましょう。

アナフィラキシーショックを起こす蜂の種類

刺されたときにアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い蜂は、アシナガバチとスズメバチです。

アナフィラキシーショックは蜂刺され2回目に注意

アナフィラキシーショックは、体内に蜂毒の抗体ができた後、つまり2回目に注意するべきだと言われています。過去に刺された経験がある人は刺されないよう予防しなくてはなりません。

また、初めてであってもひどいアナフィラキシーショックを起こし、死に至るケースはあります。

アナフィラキシーショックを起こしている人への対処法

アナフィラキシーショックを起こしている場合は、周りの人に協力を仰ぎ、救急車を呼びます。アナフィラキシーショックを起こしている人を仰向けにし、足を高くして寝かせ、救急車を待ちましょう。

蜂刺されを予防する方法

蜂駆除において蜂に刺されないために、次のような予防をしましょう。

  • ✓ 防護服を着用する
  • ✓ 黒い服装を避ける
  • ✓ 香水や整髪料をつけない
  • ✓ 速い動きをしない

防護服着用はもちろん、蜂は黒い物に攻撃する習性があるので、黒い服装は避けましょう。また香りにも敏感なので、香水や整髪料をつけることはしません。

万が一蜂に遭遇した際は、蜂をはらったり走って逃げたりするなど速い動きは避け、落ち着いた行動を心がけましょう。

蜂アレルギーがあることがわかっている場合は、医療機関でエピペン(アドレナリン注射)を処方してもらい、刺された際にはすぐに対処することをおすすめします。

蜂駆除は株式会社ミナトへ!

敷地内で蜂の巣やたくさんの蜂を見かけると不安になりますね。しかし、むやみに駆除すると攻撃を受ける可能性があります。蜂駆除は無理をせず専門業者に依頼しましょう。

株式会社ミナトはお客様のニーズに合ったプランを提案いたします。査定や見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。

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