シロアリ駆除に効果的な殺虫剤はどれ?殺虫剤の使い方や注意点

シロアリ

シロアリを自分で駆除するときに殺虫剤の使用を考える人も多いでしょう。しかし、シロアリ用の殺虫剤は種類が多く、どれを使えばいいのか悩んでしまう人もいるかもしれません。今回は、さまざまなタイプの殺虫剤の特徴や効果、殺虫剤の使い方、注意するべきことをまとめて紹介します。

目次

  1. シロアリ駆除に使える殺虫剤の特徴や効果
  2. シロアリ駆除に効果的な殺虫剤の使い方
  3. 殺虫剤を使ってシロアリ駆除するときの注意点
  4. 最後に

シロアリ駆除に使える殺虫剤の特徴や効果

殺虫剤と聞くと、真っ先に思い浮かぶのはスプレータイプという人は多いのではないでしょうか。シロアリ駆除にも、スプレータイプの殺虫剤は使用できます。ですが、それ以外にも多くの種類の殺虫剤が販売されており、使用する場所によって使いやすさも異なります。まずは、殺虫剤のタイプ別に特徴や得られる効果をご説明します。

スプレータイプの殺虫剤の特徴や効果

スプレータイプ(エアゾール剤)の殺虫剤は、取り扱いが簡単である特徴です。
難しい手順は一切なく、シロアリの巣に向けてスプレーするだけなので、誰でも迷うことなくすぐに使えるのは利点でもあります。
また、他のタイプの殺虫剤と比べて比較的リーズナブルに購入できるのもスプレータイプの特徴です。
スプレータイプの殺虫剤は即効性があります。
害虫駆除の殺虫剤のほか、シロアリ専用の殺虫剤も販売されていますので、用途に合わせて購入するのもおすすめです。スプレータイプの殺虫剤を使用すると、スプレーの届く範囲のシロアリはその場で駆除できるため、シロアリを今すぐなんとかしたいときに特に効果を発揮します。

液剤タイプの殺虫剤の特徴や効果

液剤タイプの殺虫剤は、原液をそのまま使用するタイプと、希釈して使用するタイプがあります。使用するときには噴霧器を使って広範囲に散布するのが一般的ですが、ピンポイントな場所に使用したい場合にはハケを使って塗布する方法でも効力が期待できます。
液剤タイプの殺虫剤は、シロアリのいる場所はもちろん、シロアリが寄り付きそうな場所にも予防としても効果的な殺虫剤です。シロアリが嫌う成分が含まれている殺虫剤が多いため、シロアリのいる場所をしっかりと狙って散布できなければ別の場所に逃げてしまうこともあります。液体タイプでの殺虫剤でシロアリを駆除する場合、巣の場所を的確に把握して散布するようにしましょう。

ベイト剤タイプの殺虫剤の特徴や効果

ベイト剤タイプの殺虫剤は、いわゆる「毒餌」をシロアリに食べさせるという駆除方法です。毒餌と聞くと人体やペットへの影響が心配になる人もいるかもしれませんが、シロアリに使用するベイト剤は人間やペットには安全な成分で作られているものがほとんどです。
ベイト剤には元々毒餌が入っているタイプと、最初は餌だけが入っており、シロアリを確認してから毒餌を入れるタイプの2種類があります。後から毒餌を入れるタイプは定期的なチェックが必要になりますが、シロアリの警戒心をなくし、食べさせやすいのがメリットです。
ベイト剤は有効期限の間は効果が持続します。即効性はありませんが、シロアリがベイト剤を食べることで駆除できるほか、巣に運ぶことで巣にいる幼虫も駆除できます。上手に設置して食べさせることができれば、巣ごと一掃できることもあるでしょう。

粒剤タイプの殺虫剤の特徴と効果

粒剤タイプの殺虫剤は、シロアリの駆除を目的として使用するというよりは、予防のために使用するものです。床下などに撒くことで、シロアリの侵入を防ぐ効果があります。
液剤にもシロアリの予防効果がありますが、粒剤の方が臭いが抑えられ、なおかつ撒いた場所から飛散することもないため、一つの場所を長く予防したい場合には粒剤の方がおすすめです。
粒剤タイプの殺虫剤を使用するときは、シロアリが侵入しそうな場所や湿度の高い場所に重点的に撒くようにしましょう。

シロアリ駆除に効果的な殺虫剤の使い方

シロアリ駆除に効果的な殺虫剤の使い方
シロアリの殺虫剤はさまざまなタイプがあり、駆除を目的にしているか、予防を目的にしているかでも適した殺虫剤は異なります。まずは、使用する目的に合わせて殺虫剤を用意しましょう。
殺虫剤を使用する際、シロアリ単体に使うと逆効果になることもあります。巣に薬剤が浸透せずシロアリに警戒されてしまった場合、シロアリが別の場所に巣を移し、そこで新たな被害が発生するからです。そのため、殺虫剤で効果的にシロアリ駆除するなら、巣の特定が重要です。

殺虫剤を使ってシロアリ駆除するときの注意点

殺虫剤を使ってシロアリ駆除するときの注意点
シロアリの殺虫剤の中には、人体やペットに影響を及ぼすものもあります。そのため、特に液剤タイプやスプレータイプのように、風に乗って薬剤が飛散する殺虫剤を使用する際は、薬剤を吸い込んでしまわないよう注意が必要です。
また、シロアリは土の中や床下、湿度の高い場所に巣を作ります。土のある場所ならどこでも巣になり得るので、庭がある家の場合は巣の特定が困難かもしれません。もしも特定が難しく、それでも自分で駆除したいという場合にはベイト剤の殺虫剤がおすすめです。
ただし、駆除に時間がかかればそれだけ家に被害が出る可能性も高まりますので、自分での駆除が難しいと感じたときにはすぐに専門の駆除業者を頼りましょう。

最後に

シロアリの駆除に殺虫剤は有効な手段です。しかし、的確に駆除できなければ自身の家の被害が拡大するだけでなく、近隣の住宅へ被害が広がってしまうこともありえます。
シロアリの巣を全て見つけ出すのも大変な作業ですので、自分だけでは駆除が困難だと感じたときには、駆除業者に依頼して一気に駆除するのがおすすめです。
株式会社ミナトでは、知識と経験の豊富なスタッフが、お客様の環境に適した方法でシロアリ駆除を行います。査定・見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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