ネズミの駆除には冬が向いている？冬に駆除するメリットと注意すべきこと

目次

1. ネズミの冬の行動・過ごし方
2. 冬にネズミを駆除するメリット
3. 注意すべき被害
4. 専門業者へ相談
5. 最後に

ネズミの冬の行動・過ごし方

ネズミは冬の間も、安全な場所に身を隠し行動しています。具体的には家に侵入したネズミであれば、天井・屋根裏や床下に隠れていることが多く、一定以上の気温が保たれていて、食べる物が豊富にある場所に住み着く傾向があります。

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ネズミは基本的に一年中活動はしていますが、冬の季節は活発に活動するというよりは身を潜めながら生活することが多いです。

冬にネズミを駆除するメリット

ネズミを駆除するのにいくつか方法がありますが、自分で罠を仕掛けて駆除する場合は、冬の季節が一番適しているとも言えます。その理由については下記で説明します。

活動が鈍くなる

冬は唯一ネズミの活動が鈍くなる季節です。その間にネズミ駆除用の罠をしかけることで、以前は掛からなかった罠にも掛かることがあります。市販で売っている粘着シートや毒餌などネズミ駆除用の罠を仕掛ける時は、被害や状況によって使い分けますが、この季節は毒餌で対策すると効果的でしょう。ネズミにとっては冬の間は、餌が入手しにくいということもあり、毒餌にも食いつきやすくなります。

駆除後の処理がしやすい

ネズミが毒餌を食べた後、死骸を発見できなかったとしても、冬であれば腐敗速度が遅いので腐敗臭を最低限に抑えることができます。ただし、冬とはいえ、確実に腐敗は進んでいきますので、毒餌を仕掛けた後は定期的に見ておくようにしましょう。もしも毒餌を食べた形跡があれば、家のどこかで死骸がある可能性が高くなります。なるべく早く死骸を見つけ処理するようにしましょう。

注意すべき被害

家ネズミは冬の季節は暖を取るため建物内に侵入するため、家の中での被害が多くなる傾向があります。また、被害増加と同時に、この時期ならではの被害に発展する恐れもあります。

漏電による火災

ネズミは狭く、暗いところを出入りしよく家具や家電製品の裏に身を潜めていることがあります。そこで注意しなければいけないのは、電気コードの漏電火災です。ネズミは歯が永久に伸び続けるため身の回りにある固いものを齧り、自分の歯を削り調整しています。何も電気コードをエサとして見ているわけではありません。電気コードはネズミにとってはちょうどよく歯を削るための道具に過ぎないのです。齧られた電気コードは断線し、発火の原因となります。冬は特に空気が乾燥しているため、一旦着火すると燃え広がりやすく被害が拡大化する可能性があります。

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死骸が放置したままの不衛生な環境

冬はネズミにとっては過酷な環境となります。外の厳しい寒さから、家の中や建物内に侵入した時には、既に弱っていて、そのまま動けなくなり死亡することも。また、家の中では珍しい事ですが、建物内などでエサを調達できず飢え死にしていたなどといった場合もあります。

死骸の放置でよくあるのは、冬の間はネズミの動きが落ち着いたので、そのままネズミ被害を放置していて、いつの間にか死骸がでていたケースです。ネズミは年中繁殖しますので、被害を放置していると、どんどん増えていくのですが、同時に寿命をむかえ、亡くなるネズミもいます。冬はネズミの動きがないからと言って決してネズミが居なくなった訳ではありません。

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また、このように死骸あっても見つけられない、放置したままだと、いずれ悪臭や他の害虫の発生、病原菌の蔓延など二次被害にも繋がり、衛生的によくないです。これは冬に限ったことじゃありませんが、ネズミ被害は放置しないことは必ず覚えておきましょう。

専門業者へ相談

冬の駆除対策のメリットや必要性について説明しましたが、人によってはネズミ嫌いでネズミを駆除するどころか見たくもないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方であれば費用はかかりますが専門業者へ相談・依頼することをおすすめします。

ネズミ駆除対策は思いのほか大変で市販の駆除グッズを使用しただけでは簡単には効果がでません。ネズミは非常に賢く、警戒心の強い動物で、ただ罠をしかけるだけではすぐに見破られてしまい、意味をなさないケースもよくあります。完全駆除を試みようとすると数ヵ月に及ぶ長期戦となる場合も往々にしてあります。

専門業者であれば駆除スピードの速さ、今後の再発防止対策、アフターケアなども充実し安全に駆除することが可能です。無料相談や現地調査を行う専門業者もあるため、ネズミ被害にお悩みの場合は一度相談されてみるとよいでしょう。

最後に

今回は冬にネズミ駆除対策を行うメリットや注意点について説明しました。冬はネズミにとって活動が鈍くなる季節です。ですので、普段かかりにくい罠にも掛かったり、毒餌にも食い付く可能性があがります。また、毒餌を使った駆除の場合、死骸に気付けないこともあるので、仕掛けた後は定期的に確認しましょう。

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