スズメバチが巣を作りやすい場所とは?巣の特徴や見分け方について

巣から出てくるスズメバチ
ハチ

蜂の中でもスズメバチは攻撃性が高く、針には毒を持っているため、人々にとって非常に危険な存在です。スズメバチの巣ができる場所や巣の特徴について正確な知識を持つことは、私たちの安全を確保する上で欠かせません。この記事では、スズメバチの巣ができる場所と巣の特徴についてご紹介します。

目次

  1. スズメバチが巣を作りやすい場所
  2. ススズメバチの巣の特徴や見分け方
  3. スズメバチの巣を見つけたらどうする?
  4. スズメバチの巣を防ぐためにできること
  5. まとめ

スズメバチが巣を作りやすい場所

スズメバチは森林や山岳地帯に生息するというイメージがあるかと思いますが、近年では都市部や住宅地にも巣を作ることが増えています。また、スズメバチは特定の条件がなくてもどんな場所にでも巣を作ることができます。一般的な一軒家の住宅であれば、家の周りだけでなく、庭にある樹木や植え込み、屋根付きのガレージなど、私たちが生活する範囲内にもスズメバチの巣が作られることがあります。

巣を作りやすい場所

  • 通気口や屋根裏
  • 雨戸の戸袋
  • 軒下
  • 外壁の隙間
  • 換気扇
  • 換気口
  • 床下スペース
  • 生垣の中
  • 庭の土の中
  • 庭木の枝や木の裏

上記の通り、通気口や屋根裏、庭木の枝や木の裏など、人目につきにくく、外敵から身を守れる高い場所は、スズメバチに巣が作られやすい場所です。また、水場や花の多い場所にもスズメバチが近づきやすい傾向があるので注意してください。

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ススズメバチの巣の特徴や見分け方

スズメバチの巣
スズメバチは、社会性昆虫の一種で、複数の個体が協力して巣を作り、繁殖や防衛を行います。スズメバチの巣は、主に木材や植物の繊維を咀嚼して作ったペーパー状の素材でできています。この素材は水に強く、温度や湿度の変化にも耐えられるようになっています。

巣の大きさは種類によって異なりますが、ほとんどのスズメバチの巣は球形や楕円形で貝殻を貼り付けたようなマーブル模様をしているので簡単に見分けることができます。

巣の内部には、多数の六角形の細胞が並んだ巣板があり、そこに卵や幼虫が育ちます。巣の入り口は、通常は下向きに開いており、スズメバチが出入りしやすくなっています。

スズメバチの巣を見つけたらどうする?

スズメバチの巣を見つけた場合、まずは落ち着いて対処することが大切です。
スズメバチは自分たちの巣を守るために攻撃的になることがあり、刺されると痛みや腫れ、アレルギー反応などの危険があります。そのため、スズメバチの巣を見つけた時は、以下の点に注意してください。

巣には近づかない

スズメバチは人間の動きや息遣いに敏感に反応するため、巣に近づくと攻撃される可能性が高まります。巣から少なくとも10メートル以上離れてください。無理に近づいたり、巣を壊そうとしたりすると、スズメバチが攻撃的になり襲ってくることがあります。

慌てないで!ゆっくりその場を離れる

スズメバチと遭遇した場合は、慌てて走ったり振り払ったりしないでください。それはスズメバチを刺激することになります。静かにその場から離れるか、スズメバチが去るのを待ってください。スズメバチが家や屋内に入ってきたときは、窓を開けハチが出ていくのを静かに待ちましょう。殺虫剤をかけたりすると逆に襲ってくることもあるので十分注意してください。

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専門の駆除業者に任せる

スズメバチの巣を自分で駆除しようとしないでください。スズメバチは駆除を妨害しようと集団で襲ってくることがあります。また、市販の殺虫剤や火などで巣を燃やすことも危険です。スズメバチの巣を見つけたら、すぐに専門業者に連絡して、駆除を依頼してください。

スズメバチの巣を防ぐためにできること


スズメバチの巣は一度作られると、翌年も同じ場所に再び作られる可能性が高いです。ですので、日頃からスズメバチの巣を作らせないように予防することが重要です。

スズメバチの巣を防ぐためにできることはいくつかあります。まず、家や庭にスズメバチが好む環境を作らないようにしましょう。スズメバチは花や果物、甘い飲み物などに惹かれます。これらのものを屋外に置かないか、密閉した容器に入れておくことが必要です。また、ゴミ箱やペットの餌などもスズメバチの餌になります。ゴミ箱は蓋をしっかり閉めておき、ペットの餌は屋内で与えるか、食べ終わったら片付けるようにしましょう。

次に、家や庭にスズメバチが巣を作りやすい場所がないか確認しましょう。スズメバチは木の枝や葉、屋根裏や軒下、物置や倉庫などに巣を作ります。これらの場所に隙間や穴がないか確認し、あれば塞ぐか修理することが必要です。また、木や草などの植物は定期的に剪定しておきましょう。植物が茂っていると、スズメバチが隠れたり巣を作ったりしやすくなります。

以上のように、スズメバチの巣を防ぐためにできることはいくつかあります。自分や家族の安全を守るためにも、予防と対策をしっかり行いましょう。

まとめ

今回はスズメバチの巣ができやすい場所や巣の特徴について紹介しました。スズメバチは、通気口や屋根裏、庭木の枝や木の裏など、人目につきにくく、外敵から身を守りやすい場所に巣を作ります。巣を作らせないためにも、家や周辺の環境を整えることが重要です。スズメバチの巣を見つけた場合は、決してに近づかず、専門業者にご相談ください。

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