カーテンのカビ取り方法!カビが繁殖する原因や生えやすい場所、予防法も

カーテンのカビ取り方法!カビが繁殖する原因や生えやすい場所、予防法も
カビ・湿気

家の中でカビが発生しやすい場所の一つに窓がありますが、窓にかかっているカーテンも、窓と同じくカビが繁殖しやすい場所であることをご存知でしょうか。 今回は、カーテンにカビが発生する原因、カーテンのカビを放置するとどうなるのか、さらにカーテンのカビ取り・予防方法についても紹介していきます。

目次

  1. カーテンにカビが発生する原因は?
  2. カーテンのカビが生えやすい場所とは
  3. カーテンのカビを放置するとどうなる?
  4. カーテンのカビ取り方法
  5. カーテンのカビは予防できる?
  6. 最後に

カーテンにカビが発生する原因は?

カーテンにカビが発生するのは、カビが好む条件が揃いやすいことが原因です。
カビが繁殖しやすい条件は以下の通りです。

  • 湿度が60%~80%
  • 温度が20℃~30℃
  • 埃などカビの栄養素がある

家の中は冬でも暖房やストーブで20℃以上に保っている家庭は多いでしょう。また、カーテンはどんなに綺麗に見えてもカビの餌となる埃や汚れが付きやすいです。そこに湿気がこもってしまうことで、カビが一気に繁殖してしまうのです。

カーテンのカビが生えやすい場所とは

カーテンの中でも特にカビが生えやすい場所は、湿気や汚れが溜まりやすい「裾の部分」や埃が溜まりやすい「カーテン上部」です。
カーテンのカビは目につきにくい部分から増えていき、気づけば黒いカビが点々と広がっていることも。普段から開けることの少ないカーテンの場合、すぐ横の壁紙にまで黒カビが広がってしまうこともあります。

カーテンのカビを放置するとどうなる?

カーテンのカビは放置していると少しずつ範囲を広げ、気づけば天井や部屋の隅など広い範囲でカビが繁殖する可能性があります。その理由は、カビが胞子を飛ばしているからです。
カビの胞子は空気に乗って部屋の隅々まで飛び散ることができます。カビの胞子が付着した場所に繁殖する条件が揃っていれば、そこからどんどん増えてしまうのです。
また、カビの種類によっては、人間がカビの胞子を吸い込んでしまうと気管支炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの病気を引き起こしてしまう危険性もあります。
カーテンのカビは放置せず、カビ取り・カビ予防をしっかりと行いましょう。

カーテンのカビ取り方法

カーテンのカビ取り方法
カーテンのカビを見つけたら、すぐにでもカビ取りを行いましょう。ここからは、おすすめのカビ取り方法を紹介します。

酸素系漂白剤を使う

カーテンのカビ取り方法としては、洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を使ってつけおき洗いする方法があります。酸素系漂白剤は「オキシクリーン」や「ワイドハイター」などが有名ですね。カーテン全体が浸かる大きさの洗面器があれば便利ですが、ない場合は浴槽でも行えます。
まず、カーテンのカビがある部分に酸素系漂白剤をかけ、40℃~60℃のお湯を溜めた洗面器の中に入れて1時間ほどつけおきしてください。その後、もみ洗いします。
それでもカーテンに黒カビが残っている場合は、歯ブラシなどで軽くこすりましょう。
カビが落ちたら洗濯ネットにカーテンをたたんで入れ、洗濯します。もし洗濯機が小さい場合は無理に入れると故障する可能性もありますので、コインランドリーなどの大きな洗濯機を利用してください。

重曹を使う

カーテンによっては酸素系漂白剤が使えないものもあります。使えるかどうかはカーテンのタグを確認しましょう。もし漂白剤が使えない場合は、重曹を使ったカビ取りがおすすめです。
35℃~40℃ほどのお湯に重曹を溶かし、そこにカビの生えている部分を入れて15分~20分つけおきします。30分以上つけおきすると一度浮いた汚れがまた戻ってしまいますので、30分以上浸けないようにしてください。その後、もみ洗いしてから洗濯ネットに入れ、仕上げのすすぎと脱水を行いましょう。
注意点として、重曹は頑固なカビは落とすことができません。酸素系漂白剤が使えないカーテンを持っている方は、カビがひどくなる前にカビ取りできるよう定期的にカビが生えていないかチェックしましょう。

クリーニング店に持ち込む

どうしても落としきれないカビがある場合や、タグに自宅で洗濯できないと表記のあるカーテンは、クリーニング店に持ち込んでカビ取りしてもらいましょう。
生地によっては、無理に自宅でカビ取りすると劣化してしまうものもあります。カビ取りの前に必ずタグを確認して、自宅でカビ取りできるかチェックしてくださいね。

カーテンのカビは予防できる?

カーテンのカビは予防できる?
カーテンのカビを予防するには、こまめに窓の拭き掃除を行いましょう。カーテンにカビが発生する原因の一つに、結露した窓からの湿気があります。カーテンが水気を吸収してしまう前に、こまめに水を拭き取ってください。頻繁に拭き掃除するのが難しい方は、結露防止のグッズを購入するのもおすすめです。
また、カビはアルコールに弱いため、消毒用のエタノールをスプレーするのもカビ予防になります。

最後に

カーテンのカビはひどくなると黒い色が落ちにくくなることもあります。カビ取りとは別に年に1~2回洗濯するのもカビの予防になりますので、挑戦してみてください。
ただし、カーテンは生地によっては酸素系漂白剤でも色落ちしてしまう可能性もあります。お気に入りのカーテンのカビ取りは、カビ取りのプロに任せる方法もありますよ。
株式会社ミナトでは、お客様の大切なカーテンについたカビを取るだけではなく、二重サッシなどでカビの発生しにくい環境を作ったり、処理後の状態を保つにはどうすればいいのかもご提案させていただきます。安全な方法でカーテンのカビ取りをしたいとお考えの方は、株式会社ミナトへぜひお気軽にご相談ください。
https://minato-anshin.com/

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