洗濯機のカビ取り方法は?カビや汚れを予防する方法も

洗濯機のカビ取り方法は?カビや汚れを予防する方法も
カビ・湿気

毎日のように使用する洗濯機は、目に見えない部分にカビが発生しやすい電化製品です。直接肌に触れる衣服を洗う洗濯機は、できるだけ綺麗にしておきたいですよね。 そこで今回は、ご家庭でできる洗濯機のカビ取り方法やカビ予防の方法について紹介していきます。

目次

  1. 洗濯後の服に付く黒いカスやワカメ…正体は黒カビ!
  2. 洗濯機におすすめのカビ取り手順
  3. 洗濯機のおすすめのカビ取り剤
  4. 洗濯機のカビや汚れを予防する方法
  5. 最後に

洗濯後の服に付く黒いカスやワカメ…正体は黒カビ!

洗濯したての服に黒いカスやワカメがちぎれたようなものがついていた経験はありませんか?この黒いカスやワカメの正体、実は、洗濯機に発生している黒カビなのです。
洗濯機の汚れには、埃や水垢、洗剤など、カビの栄養となるものが多いため、気づかない間にカビが繁殖してしまうことも珍しくありません。
また、洗濯機の掃除をこまめにしているにも関わらず、黒いカスやワカメがなくならないと頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。洗濯槽の裏側にカビがこびりついてしまっている場合、洗濯機専用の洗剤を使用しただけでは、なかなかカビ取りできないこともあります。

洗濯機におすすめのカビ取り手順

そこで、まずは効果的に洗濯機のカビ取りを行う手順を見ていきましょう。
用意するものは、洗濯槽クリーナーなどのカビ取り剤、ゴミ取りネット、新しい雑巾や使い古したタオルなどの布です。
糸くずフィルターに対応していないカビ取り剤を使用する場合は、カビ取りの前に洗濯機から糸くずフィルターを回収するのを忘れないようにしてくださいね。

  1. 洗濯機の最大水位まで水を張り、カビ取り剤を投入します。水は40℃ほどのお湯にすると効果的ですが、それ以上の温度になると効果が落ちますので注意してください。
  2. 洗いコースを5~10分ほど回し、停止して2時間~半日ほど置きましょう。このとき、誤って脱水しないように気をつけましょう。
  3. 放置しているとカビや汚れが浮いてきますので、ゴミ取りネットで取り除きます。
  4. 再度、洗いコースを5分ほど回し、再び浮いてくるカビや汚れを取ります。この作業を汚れが浮かんでこなくなるまで繰り返しましょう。
  5. 汚れが出なくなったら、すすぎと脱水を行います。停止後、洗濯機の底にカビや汚れが残っている場合は布で拭き取ってください。
  6. 脱水が終わったら蓋を開けたままにして、洗濯機の中を乾燥させましょう。

洗濯機のおすすめのカビ取り剤

洗濯機のおすすめのカビ取り剤
洗濯機のカビ取りに効くカビ取り剤はいくつかありますが、中でもおすすめなのは以下の2つです。

洗濯槽クリーナー

洗濯槽クリーナーは、カビキラーなどの塩素系漂白剤から、ハイターなどの酸素系漂白剤まで幅広く商品展開されています。塩素系の臭いが気になる方は、酸素系でも十分効果を得られるものもありますよ。

重曹

家中の掃除に使える重曹は、洗濯機のカビ取りにも効果を発揮します。臭いもなく安心して使えるので、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
洗濯槽のカビ取りに使用する重曹は1回につき1カップを目安にしてください。

ドラム式洗濯機はカビ取り剤に注意!

洗濯槽クリーナーの中には、ドラム式洗濯機に非対応の商品も複数あります。
ドラム式洗濯機を利用されているご家庭では、購入時に必ず注意書きを見て、ドラム式の洗濯機にも対応している洗濯機クリーナーを購入するようにしましょう。

洗濯機のカビや汚れを予防する方法

洗濯機のカビや汚れは、日頃の洗濯機の使い方で予防ができます。簡単にできるものをいくつかご紹介します。

使わないときは蓋を開けて乾燥させる

使わないときは蓋を開けて乾燥させる
洗濯機の蓋は使わないときは閉めている方も多いでしょう。しかし、使い終わってすぐに蓋を閉めると中に水気が残り、湿気があることでカビが繁殖しやすい環境にしてしまいます。
使用しないときは蓋を開けて洗濯機内を乾燥させましょう。ずっと開けっ放しにするのが難しい場合は洗濯後にタオルなどの布で水を拭き取り、2時間ほど開けたままにしてから蓋をしてください。
槽乾燥の機能がある洗濯機であれば、槽乾燥機能を使うのもおすすめです。

洗濯機の中に洗濯物を入れっぱなしにしない

洗濯機が止まったら、できるだけ早く洗濯物を回収して干すようにしましょう。また、洗濯機を回す前に「どうせ後で回すから」と衣服を入れっぱなしにするのも、カビの繁殖に繋がる可能性があります。
特にお風呂上がりに使ったバスタオルなど、湿ったものは要注意。洗濯機に衣服を入れるのは回す直前にしましょう。

洗剤の量は守って「すすぎ」は2回

洗濯機に潜むカビが栄養にするものの中に、洗濯槽に残った洗剤があります。洗剤は量を多く入れても効果は変わりませんので、決められた量で使用しましょう。また、すすぎを1回にすると洗剤が洗濯槽に残ってしまうリスクが高まります。
「すすぎは1回でOK」という洗剤であっても、できれば毎回2回のすすぎで回すようにすると、洗濯機のカビ予防効果が高まります。

こまめに拭き掃除する

カビは埃や髪の毛などもエサにしてしまいます。洗濯機を使った後は、その都度糸くずフィルター内の埃や糸くずを捨てるようにしましょう。また、洗濯槽の周りを拭いてゴミを取り除くのも有効です。

カビ取り掃除も定期的に行う

普段どんなに予防していても、見えない部分でカビは発生している可能性があります。2ヶ月に1回ほどの頻度で、カビ取りも行うようにしましょう。
ただし、洗濯槽の裏側にカビがこびりついてしまっている場合、洗濯機専用の洗剤を使用しただけでは、なかなかカビ取りできないこともあります。定期的に掃除しているのに黒いカスがつく、嫌な臭いがするという場合は、カビ取りを専門に行うプロの業者に相談してみることをおすすめします。

最後に

洗濯機は肌に直接触れる衣服を洗うものですので、しっかりとカビ取りをして、清潔な状態を保ちたいですよね。自分でできるカビ取りやカビ予防を徹底して、洗濯機を綺麗な状態でキープしましょう。ただし、こまめな掃除やカビ取りを行ってもカビが完全に防げているとは限りません。年に数回はプロの業者にカビ取りを依頼すると、より安心して使用できますよ。
株式会社ミナトでは、安心・安全をモットーにカビ取りの作業を行うのはもちろん、日頃から行えるカビ対策のご提案も致します。調査・見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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