家にダニが大量発生!効果的にダニを駆除する方法を徹底解説

ルーペで拡大したダニと布団のイラスト
ダニ・ノミ

家にいるダニが大量発生すると、ハウスダストやアレルギーの原因にもなるので、少しでも早めの駆除が必要です。布団で寝ていただけなのに手や足がかゆいと感じるときは、もしかしたらダニに咬まれている可能性もあるかもしれませんよ。そこで今回は、ダニが発生しやすい場所やダニを効果的に駆除するおすすめの方法をご紹介します。

目次

  1. 家の中で発生するダニの種類
  2. ダニはどんな場所に発生するのか?
  3. ダニ駆除におすすめの方法
  4. ダニ駆除の業者に依頼する
  5. ダニ駆除の注意点や対策
  6. 最後に

家の中で発生するダニの種類

私たちが生活する家の中には必ずダニが生息しています。ダニの中にも、外から入ってくるダニや、家の中で発生するダニがいます。家の中で発生するダニは主に3種類(ヒョウヒダニ、ツメダニ、イエダニ)と呼ばれるダニがいます。

ヒョウヒダニ(チリダニ)は、家の中で最も発生するダニで、 人から出たフケやアカなどをエサとし食べます。人を刺すことはありませんが、死骸や糞などがアレルギーの原因となります。 コナダニは、お米など食品にもつきやすいダニで、穀物や粉などの食べ物のほか、畳や紙にも発生するダニです。ツメダニは、基本的にはダニ(ヒョウヒダニやコナダニ)を食べるダニですが、時には人間からも人の体液を吸うことがあります。

ダニに刺された時の症状とは?対策や予防についても

ダニが大量発生しやすい条件

ダニが発生しやすい条件は、湿度が高く(60〜80%)、温度が(20〜30℃)で暗い場所です。これらの条件が揃うとダニが発生しやすくなります。特に高温多湿になりやすい梅雨時期から夏(6月〜9月)はダニの大量発生に要注意です。

ダニはどんな場所に発生するのか?

布団と枕
家の中でもダニが発生しやすい場所はいくつかありますが、布団やマットレス、枕(まくら)などはダニが大量発生しやすい場所です。 これら寝具は人間の体温や汗によって高温多湿になり、ヒョウヒダニのエサとなるフケやアカも豊富にあるため、ヒョウヒダニにとっては繁殖しやすい環境になります。また、これらの場所以外にも掃除しにくく湿気がこもりやすい、ソファやカーペットなどもダニの大量発生しやすい場所となります。

ダニが大量発生しやすい場所

  • ベット、マットレス、シーツ、枕(まくら)
  • ソファー、カーペット、ラグ、畳
  • 押入れ、クローゼット、タンス
  • ぬいぐるみ、クッション
  • 衣類、衣装ケース

ダニ駆除におすすめの方法

蓋が開いている乾燥機
家にいるダニを駆除する方法はいくつかありますが、効果的にダニを駆除するためには、ダニを駆除したい場所によって、駆除方法を選択するようにしましょう。

ダニ駆除剤を使う

ダニ駆除剤には主に燻煙タイプとスプレータイプがあり、どちらのタイプにもダニを死滅させるための成分が含まれています。燻煙タイプは、部屋全体、広範囲にダニを駆除したい場合に効果的です。ただし、布団や毛布などダニが奥に身を潜めているダニは駆除できないため、これらの場所にはスプレータイプの駆除剤やこの後紹介する乾燥機を使うとより効果的に駆除できます。

布団乾燥機を使う

布団や毛布に発生したダニを駆除するのに効果的な方法は、布団乾燥機です。布団乾燥機は高温の熱風を長時間送り続けることができるため、50℃以上の温度を高熱を一定以上加えると死滅するダニには非常に効果的です。また、布団乾燥機を使用する場合は、布団全体に満遍なく熱を行き渡らせることが重要なため、定期的にノズルの位置を動かして熱を満遍なく行き渡らせるなどの工夫も必要です。

掃除機を使う

ダニは繊維に張り付いていたり、布団や毛布の奥に身を潜めているため、掃除機の吸引では生きているダニをほとんど駆除できませんが、ダニの死骸やフンなどを除去できるため、ダニアレルギーやハウスダストの対策になります。また、普段から掃除をかけ、ダニのエサとなるフケやほこりを除去しておくことで、ダニを大量発生させないことにも繋がります。

ダニ駆除の業者に依頼する

大量に発生したダニを完全に駆除するのはなかなか大変です。自分でダニ駆除剤や布団乾燥機などで駆除してもまだダニが潜んでいると感じる場合は、ダニ駆除の業者に依頼することもおすすめです。
特にダニが大量発生しやすい梅雨時期は、ダニが一気に繁殖することもあるため、プロの手を借り駆除することで被害を避けることができます。また、何度もダニ被害に遭っている場合は、家の中にネズミなどの害獣が住み着いていて、ダニが発生しているケースもあるので、一度プロの駆除業者に相談するのがよいでしょう。

ダニ駆除の注意点や対策

今回紹介した方法でダニ駆除を自分で行う場合は、駆除後は必ず掃除機をかけて、ダニの死骸や糞も処理するようにしましょう。ペットを飼っていて駆除剤・スプレー等を使用するのに抵抗がある場合は、ペット用のダニ駆除スプレーもありますので、ペットにも安心な駆除剤を選んでください。

また、ダニを忌避するスプレーは市販でも販売していますが、自分で手作りすることもできます。消毒用アルコール、レモン(ライムも可能)、スプレーボトルを用意し、スプレーボトルに消毒用アルコールを入れて、レモンを絞ります。絞ったあとのレモンの皮は1㎝大に切り、皮の表面に切り込みを入れてボトルの中に入れましょう。軽く振ってから15分ほど放置すると完成です。ダニを駆除後、掃除機で吸い取ったあとに手作りダニスプレーを噴射しておくとよいでしょう。

ダニは目に見えないものがほとんどなので、駆除や対策の効果がわかりにくいですが、継続的に対策することがダニを大量発生させないためにも大切です。

ダニ対策の基本について適切な駆除方法とは

最後に

家の中に発生するダニは、日頃からこまめに掃除やダニ対策を行うことで大量発生を抑えることができます。ダニは目に見えないものがほとんどなので、実際にダニに咬まれたり、アレルギーなどの被害に遭うまではおそろかになってしますこともありますが、常にダニが「潜んでいるかもしれない」という意識を持って、事前に対策や駆除するようにしましょう。株式会社ミナトは、お客様のご要望にあわせ安心で安全なダニ駆除を1回16,500円〜の料金で行います。現地調査や見積もりや査定は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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