ペットボトルを使ってスズメバチを安全に駆除する方法!スズメバチトラップの作り方や設置ポイント

ペットボトルに蜂が入っている
ハチ

周りに巣は無さそうだけど、家の庭などに最近スズメバチがよく来るし怖いなぁと思われてるそこのあなた!スズメバチトラップを使ってみませんか?今回は自分で作れるスズメバチトラップの作り方や効果をお伝えします。

目次

  1. スズメバチトラップとは
  2. スズメバチトラップの材料
  3. スズメバチトラップの作り方
  4. スズメバチトラップを吊るす場所
  5. スズメバチトラップの匂い
  6. スズメバチトラップは安全
  7. スズメバチトラップを仕掛ける時期
  8. その他のスズメバチトラップ
  9. スズメバチの捕獲方法
  10. 最後に

スズメバチトラップとは

スズメバチトラップとは、ペットボトルを使ったススメバチを捕まえる罠のことです。スズメバチが好きな匂いを使っておびき寄せトラップで仕留めます。飛んでくるスズメバチ(女王バチ)を捕獲することにより、家の周辺に巣を作らせないようにします。誰でも簡単に作れて、技術もいらないのでオススメです。

スズメバチトラップの材料

スズメバチをおびき寄せるためにスズメバチトラップ(ペットボトル)の中に入れる材料が必要になります。

  • 空の2Lのペットボトル
  • 焼酎
  • 果汁100%のオレンジジュース
  • ひも
  • 必要な材料はこれだけです。
    あとはペットボトルを切ったりするのでカッターやハサミが必要です。

    スズメバチトラップの作り方

    ステップ1

    まずペットボトルの上部に1.5cm角の四角い穴を3つほど作りましょう。カッターで行うと簡単にできます。この穴がスズメバチが侵入してくる入口になります。

    ステップ2

    ペットボトルの中にオレンジジュースと焼酎を1対1で割ったものを底から10cmくらいの深さまで流し込みます。大体100mlずつぐらいです。

    ステップ3

    そしてペットボトルの口の部分に紐をつけて取れないように固く結びつけて木の枝などに吊るします。これで完成です。

    スズメバチトラップを吊るす場所

    一軒家の庭
    自宅の庭などでスズメバチを見かける場合は木があれば枝などや軒先などに吊るしましょう。吊るす場所がない場合は直置きでも構いませんが、風などで倒れないように固定しておく方がよいでしょう。

    スズメバチトラップの匂い

    トラップを設置してしばらくするとオレンジジュースと焼酎が発酵して酸っぱい発酵臭のような匂いがしてきます。この匂いにスズメバチは釣られてやってきます。また、この発酵臭は誘引剤となってスズメバチ以外の虫なども釣られて入ってくる事もあります。

    スズメバチトラップは安全

    トラップを設置したらあとは放っておくだけで大丈夫です。スズメバチが発酵臭に釣られてペットボトルの中に入ってきて液体の中に落ちてしまいそのまま溺れて死んでしまいます。飛んでいるスズメバチに殺虫剤などをかけたり網で捕まえ無くてよいので安全にスズメバチを駆除できます。ただ設置したトラップを外す際には生きているスズメバチがいる可能性もあるので十分に注意して行いましょう。また、スズメバチトラップに使用する液体はヨーグルトやお砂糖やアップルジュースなどでも構いません。お酒+アルファで大丈夫です。

    スズメバチトラップを仕掛ける時期

    毎年毎年同じ時期になるとスズメバチが飛来してくるなぁと感じているお宅などでしたら4月上旬頃にトラップを仕掛けるのがよいと思います。この時期は越冬から目覚めた女王蜂が巣を作るために活動する季節です。運良く女王蜂をトラップによって仕留める事ができれば巣が育ちませんのでその後の個体が増えなくなります。スズメバチの活動が活発になる7月や8月でも構いませんが、できるなら4月頃に設置して女王蜂を狙い、近くに巣を作らせないようにしましょう。

    その他のスズメバチトラップ

    粘着シートを使った方法

    ペットボトルを使ったスズメバチトラップは安全に使えるアマチュア用みたいなものですが、養蜂家の方々が使っているスズメバチトラップもあります。ミツバチを育てている養蜂家の人達にとってはスズメバチは天敵です。ミツバチの巣を全滅させられたりしてしまいます。そこで養蜂家の人達はトラップを仕掛けるのですがそれがネズミ取り用の粘着シートを使ったマットです。このマットに生きたスズメバチを捕まえて貼り付けます。すると貼り付けられたスズメバチは逃げられず、もがき次第に死んでしまいます。

    エンドレスでスズメバチが寄ってくる

    粘着シートに捕まったスズメバチは集合フェロモンを放出します。『助けてくれ〜』と応援を呼ぶのです。すると駆けつけたスズメバチ達もこのトラップにハマり動けなくなりフェロモンを出し、また集まったスズメバチも、、、というふうにエンドレスに捕まえる事ができるのです。これはスズメバチがフェロモンを放つ習性を利用したトラップです。

    ※スズメバチの習性などについては詳しくはこちらをどうぞ。
    スズメバチに刺されたらどうなる?危険なスズメバチの種類と生態や特徴について

    素人が行うのは危険

    この方法は養蜂家の方々がミツバチを守るためによく使うトラップですが、素人の方がこの罠を設置するのは危険です。まず生きた状態のスズメバチを捕獲して粘着シートに貼り付けなければいけません。この時に注意しておかないとスズメバチから攻撃される事もあります。また、集合フェロモンで複数のスズメバチが飛来してくるかもしれません。防護服などの準備がある方や、スズメバチを触ることや捕獲する事に抵抗のない方なら試してもいいでしょうが、素人や初めての方には危ないのでおすすめできません。

    スズメバチの捕獲方法

    生捕りの方法

    オススメはしませんが、粘着シートの方法でスズメバチトラップを仕掛けたいという方のために生捕りにする最初のスズメバチの捕獲方法をお教えします。ですがこの方法は刺されるリスクもある大変危険な行為ですので、スズメバチの扱いに慣れた方が行ってください。素人の方は決してマネをしないでください。

    そっと網を近づける

    まず飛び回ってるスズメバチを捕らえることは難しいです。確実に捕まえるためには飛び立つ瞬間を狙います。木などに止まっている時にそっと網を近づけると自分の方から網の中へ入ってくる事もあります。入ってこなくてもスズメバチが飛び立った瞬間に網を振ればしっかりと奥の方までスズメバチを入れる事ができます。

    デコピンでKO

    捕まえたスズメバチはとても興奮しています。気が立っているスズメバチをそのまま触るのはとても危険です。そこでスズメバチの頭にデコピンを喰らわすのです!ボクサーがパンチをもらって倒れるようにスズメバチを脳しんとうを起こし動けなくなってしまいます。この状態の時にさっと時間をかけずに粘着シートに乗せてしまいましょう。このように1匹目のスズメバチを捕獲する事が可能です。ですが何度も言いますが危険な行為ですので素人の方は行ってはいけません。

    最後に

    いかがでしたでしょうか?今回はペットボトルを使ってスズメバチを駆除する方法についてお伝えしました。庭や自宅周りでスズメバチが飛来してくるととても怖いですし気が気ではないですよね。今回お伝えしたペットボトルのスズメバチトラップは誰でも簡単に作れますしスズメバチの捕獲実績も充分です。巣が確認できないところではオススメの駆除方法ですので一度お試しくださいませ。また、巣が近くにあったり確認できた場合は早急に巣の駆除が必要になってきます。その際は我々ミナトにお任せください。

    株式会社ミナトでは、蜂の種類に合わせた薬剤で蜂を駆除し、巣を取り除いてから再発防止の予防までを承っています。害虫駆除のプロが作業をさせていただきますので、安心してお任せください。調査・見積もりには、無料でお伺いします。
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