ネズミは自分で駆除できるけど再発しやすいって本当?再発しやすい理由を知って徹底的に対策しよう!
ほとんどの場合、業者に頼んで駆除してもらえば、ネズミ被害の再発率はなかり低く抑えられます。ですが、再発を繰り返す度に自分で駆除をしているという方も少なくありません。ではなぜ、市販の殺鼠剤やトラップを使い、きちんと駆除しているはずなのに、ネズミ被害は再発してしまうのでしょうか?また、プロと素人では駆除の仕方にどんな違いがあるのでしょうか?今回は、再発を繰り返しやすいと言われているネズミ被害の駆除の方法についてお話したいと思います。
目次
ネズミを自分で駆除するアイテム
ネズミの種類を特定し、市販されている殺鼠剤(さっそざい)や罠を仕掛けることで、自分でもネズミを駆除できます。
市販されているネズミ駆除アイテムは、主に次の4種類です。
①捕獲カゴ・粘着シート
ネズミの死骸を見ても大丈夫な方向けです。
また、生きたまま捕獲した場合は、ネズミを殺処分する必要があります。
②殺鼠剤(さっそざい)
いわゆる毒エサです。「蓄積毒剤」と「急性毒剤」の2種類があります。
死骸を見つけた場合は捨てる必要があります。
市販の殺鼠剤は、薬剤に耐性のあるスーパーラットには効果がありません。
③忌避剤(きひざい)
スプレー、設置タイプ、燻煙剤の3種類があります。
薬剤や香りに慣れると効かなくなる可能性があります。
④駆除機器
薬剤を使用せずに、超音波や電磁波によってネズミを追い出す方法です。
周波数によっては、飼っているペットに悪影響を及ぼすこともあります。
ネズミは環境適応能力が高く、非常に頭が良い動物です。
罠に慣れたり、毒に耐性を持ってしまうと駆除が難しくなるため、複数のアイテムを組み合わせて罠を複雑にするという工夫も大切です。
自分でネズミを駆除をすると再発しやすい理由
ネズミ被害が再発しやすい理由はいくつかありますが、代表的なのは次の4つです。
①繁殖力が強い
ネズミは1回に6~7匹の子ネズミを産みます。
さらに1年に平均5~6回出産しますから、1匹でも取り逃がすとあっという間に駆除する前と同じ状況に戻ってしまいます。
ネズミの繁殖能力について!放置してはいけない危険な理由とは?
②小さい隙間からでも侵入できる
今いるネズミを全て駆除しても、侵入経路を全て塞ぎ切れていないと新しいネズミが入ってきてしまう原因になります。
もしくは、侵入経路を全て塞いだとしても、毎年新しい侵入経路が作られている可能性もあります。
③掃除や消毒をしなかった
ネズミを駆除したあとに、巣を放置したり、ネズミが住み着いていた場所をキレイに清掃・消毒しないと、追い出したネズミが戻って来る原因になります。
④生活環境を改善しなかった
ネズミが住み着きやすい家には、ネズミが住み着きやすい理由があります。
食べ物の保管方法が適切でなかったり、巣の材料になる物がたくさん置いてあると、ネズミ被害は再発しやすくなります。
自分でネズミを駆除した場合、ネズミを捕まえることはできても、②~④のような再発防止策を徹底的に行うのは、専門的な知識がないと難しいものです。
つまり、自分でネズミを駆除しても再発しやすい理由は「再発防止策が十分にできないから」だと考えられます。
プロが行う再発防止対策とは?
ネズミは小さな個体なら1.5cm程度、大きな個体でも2.5~3cm程度の隙間があれば家の中に入ってきてしまいます。
侵入経路は壁にできた割れ目や穴だけではありません。
通気口や下水管、配線を通す穴や屋根の隙間など、普段気にならないほど小さな隙間からも侵入できてしまいます。
そこで、プロが徹底して行うのが、「全ての侵入経路を塞ぐ」こと。
今回はどんなふうに隙間を塞ぐのか、実際に施工した写真のビフォーアフターをご紹介します。
これらはほんの一例ですが、自分でネズミ駆除をしても再発してしまうのは、このような小さな隙間や穴まで見つけて塞ぎきれないからです。
もしネズミの被害を再発させたくなければ、プロにお願いしてみませんか?
まとめ
今回はネズミ駆除の方法についてお話しました。
ホームセンターやネットで買えるネズミ用の罠、殺鼠剤、忌避剤、駆除機器を使えば、自分でもネズミを駆除できること。
そして駆除をした後は、侵入経路を塞いで、ネズミが住み着きにくい清潔な環境を保つことが再発防止には大切だと分かりました。
ネズミを駆除した後の清掃や消毒を怠ると、今度はネズミに寄生していたダニが一気に繁殖して、新たな問題が発生してしまうケースもあります。
ミナトは8万件以上の施工実績がある、害虫・害獣駆除業者です。
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毎年ネズミの被害に遭ってお困りの方も、初めて業者に依頼する方も、どうか安心してミナトまでご相談ください。