イタチ駆除を業者に頼むメリットとデメリットとは!?

イタチのイラスト
害獣

野生動物のイタチは自治体の許可がないと自分で駆除や捕獲をすることはできません。害獣駆除業者にお願いするとしても、駆除内容や費用など気になる点も多いかと思います。そこで今回は駆除業者にお願いするかどうか迷っている方に、業者にお願いする場合のメリットやデメリット、ご自分で駆除をする時の注意点などを解説していきます。

目次

  1. 駆除業者を使うメリット
  2. 駆除業者を使うデメリット
  3. 自分で駆除作業をする時の注意点
  4. イタチの駆除は勝手にできない
  5. 最後に

駆除業者を使うメリット

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専門的知識で駆除、捕獲を行う

イタチが敷地内に現れたとしても罠を設置すれば簡単に捕獲できるとお考えではないでしょうか?実はそう簡単に捕獲できるわけではありません。設置する場所や使用するエサ、導入する罠の種類などで捕獲実績は大きく変わってきます。なんの知識もない素人の方が罠を使用しても捕獲することができず、その間にも被害は広がっていき結局は駆除業者にお願いすることになる事はとても多いです。被害の最小化の為にも大きなメリットと言えるでしょう。

糞尿被害のケア

屋根裏などに住み着いてしまったイタチを忌避剤などで追い出すことは、ご自分で許可は必要なく行えます。ですが追い出しただけで終わりではありません。イタチが住み着いた場合は糞尿が屋根裏にたまっている場合がほとんどです。糞尿をそのままにしておくと感染症の恐れやノミ、ダニなどの健康被害、イタチ独特の強烈な匂いなど。そのままにしておく事はとても危険です。清掃、消毒、殺菌などの衛生面のケアは業者を使うことがおすすめです。

工事作業をしなくていい

こちらは個人でもできなくはないですが、屋根に登っての高所での作業には危険を伴いますし、侵入経路の特定作業や侵入経路を塞ぐ工事などは専門的な知識がないと効果が得られにくいでしょう。また、イタチが屋根裏に住み着いていた場合、断熱材が汚れていたりボロボロになっていたりしている事が多いので、張り替えも必須になりますのでこのような作業も必要になってきます。

イタチに触れなくていい

ご自分で行う場合、罠を設置して捕獲できた時はその個体を放獣(近くの山などに逃がす)するか、役所まで持っていかなければなりません。どちらにしても恐らく車で運ぶ事になるでしょうが、イタチはすごく臭いです。ほんとに臭いです。他の害獣も匂いますがイタチほどではありません。イタチは自分に危険が迫っている時などに肛門から強烈な匂いの分泌液を発射します。この匂いが大変強烈で、付着してしまうと2.3日取れずに洗濯しても取れないほどの威力です。捕獲した罠にはこの分泌液がかかっているでしょうし何よりイタチ自体がとても匂います。これを車で運搬すると車内に匂いも移りますし、分泌液が車内に付着などしたら地獄のような苦しみです。ただでさえ獰猛な性格のイタチなのでひっかかれたりする恐れもあります。このようなリスクも避けられることはメリットのひとつです。

再発リスクを抑える

例え自分で捕獲できたとしても薬品や消毒のアフターケアを疎かにすると、住み着いてた匂いを便りにまた違う個体が来てしまう恐れがあります。業者を使えば絶対にもう来ない!と断言できるわけではないですが、完全駆除に向けて最善の方法で対応させていただきます。

死骸処理

忌避剤や燻煙タイプの物で屋根裏にいるイタチを追い出そうとすると、親のイタチは子供の幼獣を小さな隙間や細いスペースに落としたりしてしまいます。そして大概の幼獣はこのまま死んでしまいます。このような死骸も見つけ出して処理をしなければ、衛生面で自宅に被害がでてきてしまいます。死骸を触ることに抵抗ある方も多いでしょうし、感染症やダニ、ノミなどの懸念もあるので専門家に任せたほうがいいでしょう。

駆除業者を使うデメリット

費用

駆除業者に頼む場合は見積もりなどは無料であったとしても駆除を実施するにあたって費用は必ず発生します。具体的な費用に関しては作業面積や被害状況などにより変わってくるため一概にいくらとは言えませんが、一万円~数十万円ほどでしょう。この費用は自分で役所から道具を借りて駆除を行う場合はかかりません。せいぜいイタチを罠に誘うためのエサの費用ぐらいでしょうか。エサもわざわざ買わなくても冷蔵庫に残っている物で十分捕獲はできますので、実質費用はかからないでしょう。

再発する恐れがないわけではない

駆除業者に頼んで「駆除したら終わり」ではなく、発生原因や侵入口を見極めて再発防止も含めた対策を行う業者を選びましょう。害虫生物は、再発防止のため、あらゆる手段を施したとしても絶対にもう来ないというわけではありません。ですので、もしもの時の保証制度の有無や適用範囲など、施工をお願いする前にしっかり確認しときましょう。

イタチの駆除は勝手にできない


鳥獣保護管理法に指定されているイタチは勝手に捕獲や駆除を行うことはできません。許可なく行うと罰則を受けてしまう事もあります。もしイタチを家の敷地内で見かけたりしても駆除の申請を自治体にしなければいけません。申請さえすれば許可はもらえますし罠などの道具も貸し出してくれますが、あとは全て自分で行わなければなりません。

自分で駆除作業をする時の注意点

手を出して止めている人

捕獲しても近づかない

罠を設置して捕獲できてもむやみに近づいてはなりません。罠に捕まったイタチは興奮している場合が多く、興味本位で近づくとゲージのすきまからかみつかれたり、イタチ特有の長い爪でひっかかれたりしてしまいます。また、イタチに限らずアライグマなど他の害獣が罠に捕まっても感染症や寄生虫の危険がありますので絶対に触れないようにしましょう。

服装、装備

捕獲できた後は汚れてもいい、もしくは捨ててもいいような服で作業しましょう。万が一触れられた場合にも備えて厚手の長袖、ジーンズのような厚めの長ズボンとゴム手袋。更にその上に軍手をし対応しましょう。

消毒、消臭

イタチは細長い体で様々な場所に侵入するので不衛生で汚くとても臭いです。ノミ、ダニはもちろん様々な感染症や寄生虫の恐れもあるので、二次被害を抑えるためにも被害場所には徹底的に消毒や消臭をしたほうがよいでしょう。

最後に

今回は駆除業者を使うメリットやデメリットについてお伝えしました。デメリットについては解決できることが多いです。料金で納得ができれば、費用対効果を考えても駆除業者に頼む事をおすすめします。ご自分でする為には役所に許可を申請し罠を借りて設置し、捕獲するまで待つ事の労力や時間、家に侵入されていた場合には被害状況の確認や修理、修繕もあります。被害が深刻になる前に、早めに対処しておきましょう。

株式会社ミナトではイタチをはじめ様々な害獣駆除の実績、経験も豊富です。専門のスタッフが迅速丁寧に作業をさせていただきます。是非お気軽にお問い合わせください。
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