ゴキブリのフンの見分け方!見つけた時の対処法についても解説

複数のゴキブリがフンを撒き散らしている様子
ゴキブリ

皆さんはゴキブリの糞(フン)を見たことはありますか?ゴキブリのフンは巣の周辺で落ちていることが多いですが、フンがどのような形をしているのか、大きさはどれくらいなのか、知らない方も多いでしょう。そこで今回は、ゴキブリのフンの見分け方や見つけた時の対処法についてご紹介します。

目次

  1. ゴキブリのフンの見分け方
  2. ゴキブリのフンがある場所
  3. ゴキブリのフンを見つけたらどうすればいい?
  4. ゴキブリのフンを見つけたときの駆除方法
  5. ゴキブリのいない部屋にする掃除方法
  6. 最後に

ゴキブリのフンの見分け方

虫眼鏡が置いてある
ゴキブリのフンがどのくらいのサイズなのか、形や固さ、においはするのか…気になると思います。そこでまずはゴキブリのフンの特徴をご紹介していきます。

フンの見た目・形・固さは?

ゴキブリのフンの見た目は、基本的に黒っぽい粒のような見た目をしています。チャバネゴキブリのフンは若干茶色っぽいフンも見られますが、非常に小さいので見分けることが難しいです。また、ゴキブリは排泄口がひとつしかありませんから、人間と同じく、コロコロとした固形のフンもあれば、液体を含んだべちゃっとした固さのフンもあります。

フンの大きさはどれぐらい?

ゴキブリのフンは、クロゴキブリの成虫だと2~3mm、チャバネゴキブリの成虫だと1mm前後のフンのサイズで、砂と間違えるような小さいサイズです。

ゴキブリのフンと同じく、家の中で発見されるフンにネズミのフンがあります。ネズミのフンはゴキブリのフンに対しても大きく、身体の小さなハツカネズミでも4~7mmものサイズがあり、ドブネズミは10~20mmのサイズでゴキブリとフンと比べてサイズが大きいことが特徴です。

フンのにおいは?

不衛生なゴキブリが出すふんだから、においがあるのでは?と考える人もいることでしょう。しかし、実はゴキブリのフン自体にはにおいがありません。チャバネゴキブリのフンが大量にある場合は多少においがすることがあります。

ゴキブリのフンがある場所

ゴキブリは巣の近くでフンをするため、巣の近くにフンが落ちていることが多いです。ですので、ゴキブリが巣を作りやすい場所にフンのようなモノが落ちていないか確認してみましょう。

ゴキブリの巣を作りやすい場所は暗くてジメジメした場所

  • キッチン・台所
  • 浴室
  • 床下
  • 棚・引き出しの中
  • 家具の裏
  • エアコン周り
  • 段ボール

これらの場所周辺で、フンのようなモノを発見したらゴキブリのフンの可能性が高くなります。大量に落ちていた場合はもちろん駆除することが大切ですが、一粒だけ落ちていた場合でもゴキブリのフンの可能性があるので決して放置せずに対処しましょう。

ゴキブリのフンを見つけたらどうすればいい?


では、ゴキブリのフンを家の中で見つけてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。
ゴキブリのフンを見つけた場合、絶対にフンを潰さないようにしましょう。なぜなら、ゴキブリのフンには仲間を集めるフェロモンが含まれているため、仲間を引き寄せてしまう可能性があるからです。

他にもゴキブリのフンの中には細菌が含まれているため、フンを潰してしまうことで健康被害を引き起こす可能性があります。そのため、ゴキブリのフンを見つけたら、正しい駆除方法でゴキブリのフンを片付ける必要があります。

ゴキブリのフンを見つけたときの駆除方法

続いてはゴキブリのフンを見つけたときの正しい駆除方法をご紹介していきます。ゴキブリのフンは不衛生そのものですから、駆除する際は必ずマスクと手袋を着用しましょうね。

アルコール除菌スプレーを利用する

ゴキブリのフンにはフェロモンが含まれているので、アルコール除菌スプレーを使ってフェロモンを消す必要があります。また、フンに含まれる細菌もアルコール除菌スプレーで除菌することができるので、ゴキブリのフンを見たら、まずはアルコール除菌スプレーを利用しましょう。
しかし、アルコール除菌スプレーをフンに吹き付ける際はフンが飛び散らないように注意する必要があります。静かに吹きかけ、すぐにティッシュなどで潰さないように優しく包み取ってゴミとして処分しましょう。

掃除機で吸い取ったら除菌をする

ゴキブリのフンをティッシュなどで取るのが嫌な場合、掃除機で吸い込むことも可能です。ただし、掃除機の中にゴキブリのフンが残ってしまうと新たなゴキブリを呼び寄せる原因となるため、掃除機のパックはすぐに処分し、掃除機内も綺麗に掃除して除菌をする必要があります。

ゴキブリのいない部屋にする掃除方法

ゴキブリのフンを除去したのは良いけれど、ゴキブリのフンがあったということは「ゴキブリが生息している家」ということになります。そこで続いては、ゴキブリのいない部屋にする掃除方法をご紹介していきます。

部屋をこまめに掃除する


ゴキブリは不衛生なものが大好きで、人や動物の皮脂や食べ残し、油汚れ、ほこりや髪の毛を好みます。そのため、ゴキブリを寄せ付けない部屋にするためには、こまめに掃除をして「ゴキブリの餌を断つ」ということが重要です。

まずは、料理で汚したガスコンロ周りはすぐに拭き取る、朝起きたら抜けた髪の毛は拾ってゴミ箱に捨てる、排水溝に残ったゴミや髪の毛はすぐに処分する、といった生活をする上で出るゴミはこまめに片づけるようにしましょう。

段ボールはすぐに処分をする

宅配便や引っ越しなどで段ボールはよく使われると思いますが、なるべく早く処分するようにしましょう。なぜなら、段ボールにはゴキブリの卵やフン、小さな幼虫などが付着していることがあるため、ゴキブリが家の中に侵入してしまう可能性があるからです。

ゴキブリを家の中に入れないようにするためにも、荷解きが終わったら段ボールはすぐに処分するようにしましょう。

最後に

ゴキブリの見分け方やフンを見つけた時の対処法についてご紹介してきました。ゴキブリのフンが家の中で見つかるということは、ゴキブリが家で繁殖してしまっているという状況なので、決して放置せずに駆除しましょう。また、普段からゴキブリを寄せ付けないためにこまめに掃除するなど綺麗な環境を整えることが大切です。

株式会社ミナトはゴキブリをはじめとした害虫駆除のプロです。すぐにゴキブリの駆除を行いたいけれど、自分では駆除をするのが難しい、どう掃除をしたらいいのか分からない、というときはぜひお気軽にご相談ください。株式会社ミナトでは、ゴキブリの駆除だけではなく、ゴキブリが侵入しない対策まで行わせていただきます。

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