犬がゴキブリを食べるって本当?食べた後の安全性や対策などをご紹介

正面を向いて座っているチワワ
ゴキブリ

実は犬はゴキブリを反射的に食べてしまう事もあります。例えば自宅の中に現れたゴキブリであったり散歩中に見つけた場合であったりと様々なケースで考えられます。果たしてゴキブリを食べてしまっても犬に問題はないのでしょうか?今回は犬とゴキブリとの関係や対策方法についてお伝えします。

目次

  1. 犬がゴキブリを食べるって本当?
  2. 犬が虫や昆虫を食べるのは本能
  3. 犬がゴキブリを食べても大丈夫なの?
  4. ゴキブリ駆除用品のホウ酸には要注意
  5. 犬がゴキブリを食べないようにするには
  6. 最後に

犬がゴキブリを食べるって本当?

実は犬はゴキブリを食べてしまいます。お散歩に行かれる方なら遭遇したこともあるかもしれませんが、犬は死んだ蝉の亡骸やバッタやその他虫や昆虫に非常に興味を示します。まだ幼い犬でしつけが行き届いていない場合でしたらなんでもかんでも口に含んでしまって心配な思いをした飼い主さんも多いはずです。しかしなんでそんな虫や昆虫を食べてしまうのでしょうか?

犬が虫や昆虫を食べるのは本能

吠えている黒い犬

狩猟本能が呼び戻される

犬がゴキブリを含む昆虫や虫を食べてしまう理由には2通りあると言われており、1つは犬の本来持つ狩猟本能によるものだと言われています。元々犬には自分たちで狩りを行い餌を求めて行動していた狩猟本能というものが備わっています。ですのでゴキブリを見つけた場合でも反射的に口に含んで食べてしまうという行動をとってしまいます。このように何も考えずに反射的に口に含んだり食べてしまう事を生物の後天性的反射と言います。

餌として認識してから食べる

もう1つの理由としては餌として旨そうだと思い食べるという理由です。我々人間にとってはゴキブリを食べるなんて考えられない事ですが、犬にとっては虫=タンパク源ですのでしっかりと餌だと認識して食べてしまう犬もいるようです。

犬がゴキブリを食べても大丈夫なの?

基本的には問題ないが注意しなければならない

ゴキブリはいわゆる昆虫です。昆虫というのは豊富なタンパク源をもっていて食糧難が心配される未来の地球の救世主として期待されているのが昆虫食です。そんな昆虫の仲間であるゴキブリなので基本的には食べてしまった場合でも心配はないでしょう。ですが屋外の散歩中ではなく、自宅内にいたゴキブリを食べてしまった場合は少し注意が必要です。

ゴキブリ駆除用品の影響

自宅内にゴキブリ駆除用品を設置している場合ですが基本的にこちらの心配はいりません。例えば殺虫剤をかけて殺したゴキブリを犬が食べてしまった場合ですが、殺虫剤の成分であるピレスロイドという成分は人間やペットには影響がないことが確認されています。

詳しくはこちらをご覧ください。
ゴキブリ用殺虫剤の有効成分とはいったい何?人体に影響はないって本当?

ゴキブリ駆除用品のホウ酸には要注意

ゴキブリ駆除用品としてとてもメジャーなブラックキャップですが、こちらの餌にはホウ酸を使用しています。ホウ酸を使用したゴキブリ駆除用品には気を付けましょう。例えばブラックキャップの毒餌を食べて死んでしまったゴキブリを食べたとしてもホウ酸の量は少ないので問題はありません。ですがブラックキャップなどの毒餌を容器ごとそのまま食べてしまった場合は大問題です。プラスチック容器を取り出すために至急病院に行かなければなりませんし、大量のホウ酸は犬にとっても有害で最悪の場合命の危険にも関わってきます。なのでブラックキャップなどを設置する際は必ず犬が近づいてこれないような隙間や物奥に設置しましょう。

犬がゴキブリを食べないようにするには

ゴキブリが出ない環境を作る

いくら体に害はないとはいえゴキブリを食べてほしいとは飼い主さんは思いませんよね。食べた後にいつも通り顔をペロペロされにきたらちょっと臆するものもありますよね。自宅ではゴキブリを出ないようにしておきましょう。業者ほどの対策は無理でも日頃からゴミを貯めずに整理整頓を心がけ水回りを綺麗にしておきましょう。

詳しいゴキブリ対策についてはこちらをご覧ください。
ゴキブリに逃げられた場合はどうすればいい?ゴキブリが隠れそうな場所や対処法とは

ゴキブリを見つけたら逃がさない

家の中でゴキブリが発生したら逃がさないで必ず仕留めるようにしましょう。実際にゴキブリを見ると駆除するのに躊躇してしまってその隙に逃げられるというパターンはよくあります。最近ではゴキジェットプロのような強力な噴射力と殺虫力を持つ殺虫剤や、ゴキブリを凍らせる瞬間冷凍スプレーなどもホームセンターやドラッグストアに置いています。我々の住みやすい空間を作っていくためにももしゴキブリが出たらその場で駆除するように心がけましょう。

幼い時からのしつけが大事

まだ幼い犬は散歩している時にもいろんなものを咥えたり食べたりしてしまいます。その時にもしっかりと食べたらだめだよとしつけておくことはとても大事です。虫以外のゴミなどを食べてしまったらそれこそ大変です。なんでも食べる癖を持たせないためにも、しっかりと幼い時からしつけをしていきましょう。

最後に

今回はゴキブリと犬についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。自分の犬がゴキブリを食べてしまった場合はとてもショックですよね。ですがゴキブリ自体には毒があるわけでもないので万が一食べてしまった場合でもそこまで心配する必要はありません。気を付けなければいけないのはゴキブリ駆除用品を誤って食べさせない事です。設置場所には気を付けましょう。でも犬と
一緒にいる生活でゴキブリが出るのはやっぱり嫌ですよね。

株式会社ミナトはゴキブリをはじめとした害虫駆除のプロです。すぐにゴキブリの駆除を行いたいけれど、自分では駆除をするのが難しい、どう掃除をしたらいいのか分からない、というときはぜひお気軽にご相談ください。株式会社ミナトでは、ペットがいても安全な薬剤を使用しゴキブリの駆除対策や、ゴキブリが侵入しない対策まで行わせていただきます。

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