身近なダニ退治アイテムを使って、自分で駆除&対策する方法

燻煙タイプのダニ駆除剤
ダニ・ノミ

最近では、ホームセンターやECサイトで手軽にダニ駆除アイテムを購入できます。そのためダニが発生した時に、まずは自分で駆除してみようと考える方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、自分でダニを駆除する方法と市販されているダニ退治・ダニ除けアイテムについてお話します。

目次

  1. 布製品に発生したダニの駆除方法
  2. ダニを駆除するアイテム
  3. 除した後はダニ除けアイテムで対策をしましょう
  4. まとめ

布製品に発生したダニの駆除方法

被害の大きさにもよりますが、布製品に発生したダニは自分でも駆除できます。
ダニは寒さと水に強いため、洗濯しただけでは死滅させることはできません。
ですが、熱と乾燥には弱いため、丸洗いできる布製品は高温で乾燥できるコインランドリーの乾燥器を利用して、乾きにくい内側の湿気までしっかり乾燥するのがおすすめです。
もしコインランドリーまで運ぶのが難しければ、布団乾燥機やスチームクリーナー、スチームアイロンを使うことで、自宅でも同じようにダニを駆除できます。

ダニが死滅する温度とは?高温で確実に駆除する方法

ダニを駆除するアイテム

ダニ駆除アイテム

畳やソファー、マットレス、クローゼットの中など、洗えない物にダニが発生してしまう場合もあります。
そんな時は、ホームセンターやドラッグストアでも手に入るダニ駆除アイテムを使用しましょう。

【燻煙タイプ】

燻煙タイプの駆除剤は、「煙が出るタイプ」と「霧が出るタイプ」があり、部屋全体にダニが発生している時に使用します。
使用する際には、引き出しやクローゼットに入っている物を出したり、家電や家具にカバーをしたりと下準備が必要ですが、屋部全体に薬剤がいきわたるため、ダニの成虫・幼虫を広範囲で駆除できるというメリットもあります。
商品によって駆除できる範囲や使用方法が異なるため、必ず説明書をよく読んでから使用してください。

【スプレータイプ】

スプレータイプの駆除剤は、「表面に吹きかけるタイプ」と「挿して注入するタイプ」があります。
表面に吹きかけるタイプは、カーペットや畳、布製ソファなどの洗えない物にダニが発生した時に、直接スプレーを吹きかけて使用します。
吹きかけた駆除剤が乾いたら、ダニの死骸を掃除機でしっかり吸い取りましょう。
挿して注入するタイプは、奥に潜り込んでいるダニに使用します。
スプレータイプのみでダニを駆除したい場合は、両方のタイプを併用して、内側と外側の両方から駆除するのがおすすめです。

燻煙タイプもスプレータイプも、羽化する前のダニの卵には効果がありません。
そのため、ダニの被害が収まるまでは、定期的に駆除し続けることが大切です。

駆除した後はダニ除けアイテムで対策をしましょう

ダニ駆除スプレー

ダニは非常に繁殖力が強い生き物です。
そのため、しっかり駆除したつもりでも、生き残った数匹のダニから再び大量発生してしまう可能性もあります。
被害を繰り返さないためにも、駆除したあとは再発防止策をしっかりと施しましょう。
ダニ対策の基本は、室内が高温多湿にならないように管理し、こまめに掃除をして、ダニが繁殖しにくい環境を整えることです。
もし、それだけではしっかり対策できているか不安だという方は、ダニを寄せ付けない効果がある「忌避剤(きひざい)」が配合されているダニ除けアイテムを、ダニが発生しやすい場所に設置するのも効果的です。
ダニ除けアイテムには、スプレー、置き型、吊り下げ型、シートタイプのものや、洗濯洗剤にダニ除け成分が配合されているものなど、様々な商品が販売されています。
ダニが発生しやすい場所は湿気も溜まりやすいため、除湿アイテムを併用するのもおすすめです。

家にダニが大量発生!効果的にダニを駆除する方法を徹底解説

まとめ

今回は、ダニを自分で駆除する方法と、ダニ駆除・ダニ除けに使用するアイテムについてお話しました。
ダニを駆除する製品は、ダニを殺す殺虫成分が入っているのに対して、ダニ除けを目的とした製品には忌避剤(きひざい)というダニを寄せ付けないような成分が含まれています。
そのため、自分でダニの駆除から対策まで行う場合は、目的に合った製品を選ぶことが大切です。
範囲が狭く、被害がそこまでひどくなければ、市販のアイテムだけでダニを駆除できることもありますが、もし屋根裏や床下など見えない場所でダニが発生している場合は、いくら室内のダニを駆除しても被害が収まらないことがあります。
市販の薬剤で効果を感じない場合や、繰り返し駆除してもダニが発生してしまう時は、被害が拡大する前に駆除業者に相談をしましょう。

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