ネズミの繁殖能力について!放置してはいけない危険な理由とは?
ネズミ1匹くらいと油断してはいけません。ネズミの繁殖能力はかなり高くあっという間に増殖してしまいます。ではどのくらいのスピードで増殖するのでしょうか?今回は、ネズミの繁殖能力について説明します。
目次
脅威の繁殖能力
ネズミが家にいるとわかっている場合は早急にネズミ駆除の準備をしなければいけません。なぜかというと、ネズミはネズミ算という言葉存在するくらい驚異的なスピード増殖してしまうのです。基本的に家庭で出現するネズミは3種類と言われており、主にクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミが多いとされていますが、それぞれに異なった繁殖能力があります。以下で各ネズミについての繁殖能力を見ていきましょう。
クマネズミ
繁殖のタイミングは通年と言われていますがピークは夏場です。妊娠から出産までは約3~4週間程度かかり、出産数は一度に約5~7匹です。年間での出産回数も5、6回あるため出産数で言えば30匹以上は超える計算となります。
ドブネズミ
繁殖のタイミングは通年と言われていますがピークは春、秋です。妊娠から出産までは約3~4週間程度かかり、出産数は一度に約6~9匹です。年間での出産回数も5、6回あるため出産数で言えば40匹以上は超える計算となります。
ハツカネズミ
繁殖のタイミングは通年と言われていますがピークは春、秋です。妊娠から出産までは20日程度かかり、出産数は一度に約6~9匹です。ちなみに名前の由来はこの妊娠から出産までの日数がきています。年間での出産回数も5、6回あるため出産数で言えば40匹以上は超える計算となります。
寿命は?
放っておけばそのうち寿命で死ぬのではとお考えになる人もいるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。ハツカネズミは他のネズミより多少寿命が短く1~2年と言われておりますが、クマネズミ、ドブネズミは約3年は生きます。また、ネズミが寿命で1匹死ぬまでにそのネズミが産み落とす命は数百匹となります。決して寿命待ちによる放置対策はおすすめできません。どのネズミも他の動物に比べ決して寿命が長いわけではありませんが繁殖能力が高すぎるため放置せず必ず対策をしましょう。
生後数ヵ月で繁殖可能
ネズミは人間と違い、生まれてから1ヵ月~3ヵ月経過すれば繁殖が可能となります。親ネズミが一度の出産で5匹以上産み、その生まれた子ネズミが数ヵ月後5匹以上産み、それがどんどん連鎖していくのです。1年後には、、、恐ろしい数となってしまいます。
寒さに弱い
上記でも説明した通り、ネズミは基本通年を通し繁殖します。ただ、どのネズミも気温が下がる冬に繁殖することはあまりありません。それは、ただ単純に寒さに耐性がないためネズミの適温である春、夏、秋でピークを迎えるのです。そのため、ネズミを駆除したいとお考えの場合は、繁殖となる冬場に駆除することをおすすめします。
効果的なネズミ対策
エサとなるものを置かない
人間同様、ネズミも動物です。エサがないと生きていけません。意外としぶといイメージがありますがエサがない環境には住むことができずエサがないと2~3日で飢え死にしてしまいます。そのため、キッチン回りや、食料庫はきちんと整理しネズミにエサがあることを悟られないようにしておきましょう。生ごみはすぐに捨てるよう習慣づけし、食料の保管は必ず密閉するようにしておくとよいでしょう。
巣を作らせない
巣を作らせないようにすることも大切です。ネズミは紙、布の切れ端など何でも巣材として利用します。不要な段ボール、家財道具、服はきちんと収納するか破棄するようにしましょう。これらのことは何もネズミ対策だけでなく他の害虫の寄せ付けを防止することにも繋がります。
侵入経路を封鎖
一番大切なのは侵入経路を封鎖することかもしれません。完全に封鎖することはかなり難しいですがこれができるとどんな室内環境がどんな状態であれネズミが家に侵入することはありません。対策として大事な場所は、外壁のヒビや穴、通気口、換気扇、エアコン回りは注意して下さい。もし隙間や穴があればパテで穴を塞いだりネットで防獣対策すると効果的でしょう。
最後に
今回はネズミの繁殖能力について説明しました。ネズミの種類により繁殖能力が多少異なりますがどのネズミも年間で30匹以上の出産数があります。さらに生まれた子供1匹1匹がそれぞれ数ヵ月後に同様の出産をします。これが繰り返されることによりネズミが一気に増殖してしまうのです。これを防ぐためにはエサとなるものを置かない、巣を作らせない、侵入経路を封鎖するという3つを徹底するようにしましょう。
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