ネズミ駆除用の毒餌の作り方！おすすめの薬剤について

目次

1. ネズミ駆除に毒餌は効果的
2. 簡単！ネズミ毒餌の作り方
3. 毒餌を設置する場所やポイント
4. 毒餌を使用する際の注意点
5. 最後に

ネズミ駆除に毒餌は効果的

ネズミ駆除用のアイテムはいくつもありますが、ネズミを駆除する方法として、効果が高いのは、毒餌をまくことです。毒餌となる殺鼠剤（薬剤）には効果の異なる2つタイプがあります。状況に合わせてこれらの薬剤を使いわけてネズミ駆除を行います。

• 急性の薬剤
• 貯蓄（遅効性）の薬剤

ネズミ毒餌の作り方

ネズミは賢いですが食べないと生きていくことができません。駆除方法としては食べ物をなくし毒餌のみ置くという方法です。簡単な毒餌の作り方をご紹介します。

ネズミ駆除用の毒餌としてガムを使ってみよう

ガムは手軽にネズミを駆除できるアイテムです。原材料はガムベースのものを用います。ネズミがよく出没する場所に小さくカットしたガムを置いておきましょう。ネズミにも好みがあるのでガムが減らない場合は味を変えてみてください。ガムを食べたネズミは消化不良を起こすため、ネズミ駆除が出来ます。

簡単に毒餌を作る方法

ガムで効果がなかった場合は毒餌を作ってみましょう。

1. ネズミの好物を細かくカットする
2. ポリ袋にカットした好物を入れる
3. ポリ袋に殺鼠剤を混ぜる
4. ごま油を入れて混ぜたら完成

ネズミはトウモロコシ、パン、ウインナー、ひまわりの種などを好む傾向にありますが、自宅でよく被害に遭う食べ物を入れると良いです。材料を細かくカットしてポリ袋に入れます。そこに市販されている「デスモアプロ（ジフェチアロールの殺鼠剤）」などを加え、袋を縛ってしっかりと混ぜ合わせます。

ジフェチアロールはリン化亜鉛ほど毒性はありませんが警戒心の強いネズミにはおすすめです。毒餌にごま油を入れる理由は、ネズミの好む香りだからという理由のほかに、粉末の殺鼠剤を食品に付着させることが出来るという理由があります。

毒餌を設置する場所

ネズミの通り道に複数設置する

ネズミは非常に警戒心が強く、なかなか毒餌を食べてくれない場合があるので設置する場所にも工夫が必要になります。まずは、少しでも多く「ネズミの通り道」通りやすい場所に毒餌を複数まばらに置くことで毒餌を食べてもらう可能性を上げます。
家に被害をもたらす家ネズミ（ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ）は種類によって「ネズミの通り道」は異なります。やみくもに設置するのではなく、被害状況によって毒餌を設置する場所を決めることが何より大切になります。

ネズミの種類や通り道が分からない場合はこちらを参考にしてみてください。
ネズミがいるか確かめる方法！見るべきポイントや見分け方について

ネズミの餌となるものを置かない

毒餌以外にもネズミの餌となるものがあると、そちらだけを食べ、毒餌を食べてもらえないことがあります。まずは、ネズミが毒餌だけを食べてもらうように、ネズミの餌となりそうな、生ゴミや食べ物を置かない、もしくは片付けるように環境を整えましょう。

毒餌を使用する際の注意点

間違って口にしないように注意する

毒餌には少なからず人体に影響がある成分が含まれています。自分で作った毒餌も、市販で販売されている毒餌でも、間違って誤食することのないように、十分注意しましょう。とくに小さなお子様やペットを飼っているご家庭では、毒餌を使用する際は細心の注意が必要です。少しでも不安な場合は、毒餌の使った駆除方法ではなく別の方法で対策するなどしましょう。

死骸を処理する

毒餌を食べたネズミは体の中に毒が蓄積され、やがて死ぬので死骸を処理する必要があります。
ネズミの死骸にはダニやノミはもちろん、時間の経過とともに腐敗臭も漂ってくるので迅速に処理しなければなりません。また、死骸の周囲にはフン尿や散らばっていることが多いので周囲の除菌消毒を徹底して行いましょう。

※必ずしも仕掛けた場所の周辺でネズミが死んでいるわけではないことに注意してください。毒餌を仕掛けた場所から離れた場所でネズミの死骸を発見することもあります。ですので、毒餌を仕掛けた後は、ネズミが通りやすい場所は全て確認し、死骸がないか確認してみましょう。

最後に

今回はネズミ駆除で使用する毒餌の作り方や使用する上での注意点を紹介しました。毒餌を作り方は、ネズミの好物を細かく切ってポリ袋に殺鼠剤、ネズミが好む香りのごま油を入れて混ぜることで簡単に作ることができます。毒餌を設置する際にはネズミの通り道を特定し、毒餌を複数置いて様子をみましょう。