シロアリ予防は必要?予防と駆除の違いや費用について

シロアリに加害された木
シロアリ

家にシロアリが発生していないのに予防は必要?費用が掛かてシロアリ予防を行うのは無駄ではないのかっと思っている方もいるのではないでしょうか?実際は、シロアリからの被害を防ぐためには定期的なシロアリ予防は重要になります。今回はそんなシロアリ予防の必要性や、予防と駆除の違い、費用についてご紹介します。

目次

  1. シロアリ予防は必要?
  2. 予防と駆除の違い
  3. シロアリ予防をしないとどうなる?
  4. シロアリ予防の必要性がわかっても予防しない理由
  5. シロアリ予防にベストな時期は?
  6. シロアリ予防にかかる費用
  7. シロアリ予防は専門業者に依頼するのがおすすめ
  8. シロアリ予防はミナトにお任せ

シロアリ予防は必要?

シロアリ被害に遭ったこともないのに本当に予防は必要なのか?気になっている方も多いかと思います。シロアリは、住んでいる地域や建物の構造によっても異なりますが、どんな家でもシロアリ被害に遭う可能性はあるので、被害を防ぐためには予防が重要です。

また、シロアリ被害の特徴として、床下や土台など、普段見えない場所で加害されることが多く、気付いた時には「家の柱がボロボロ」ということも少なくありません。「シロアリ放置は危険!手遅れになる前にすべき対策」このようにシロアリ被害が深刻化すると、修繕や補強に多額の費用が掛かるので、実際に被害に遭う前に予防対策することをおすすめします。

予防と駆除の違い

シロアリ駆除は実際にシロアリ被害に遭った場所を確認し、駆除を行います。薬剤の散布は、建物や家具に対して薬剤による影響が出ないよう養生して行われます。また、被害に遭った場所以外だけでなく、今後シロアリが発生する可能性がある場所にも薬剤を散布します。被害状況によっては修繕工事も必要になります。

一方、シロアリ予防は、シロアリが発生しそうな場所を探しシロアリが家にやってこないよう薬剤を散布したり設置したりすることで、シロアリが発生しにくい環境を作ることです。シロアリ予防とシロアリ駆除を比較すると、シロアリを発生させないという意味では駆除も予防も同じ効果があるものの、シロアリ予防の方が、作業にかかる時間も費用も少なくなります。

シロアリ予防をしないとどうなる?

シロアリ被害例床下
シロアリ予防をしない場合、シロアリ被害にあう可能性が高まります。シロアリ被害とはどのようなものかご説明します。

  • 土台や柱が腐る、歪む
  • 柱や壁に空洞ができる
  • 床が浮く

シロアリ被害の進行が進むと、土台や柱が腐り、空洞ができることから建物が傾いてしまいます。そうなると建物全体の修繕工事やリフォームが必要になります。何も対策をしなければ日本家屋の50%はシロアリ被害に遭うと言われており、どのような家であっても被害が起きないということはありません。

築年数ごとに見るシロアリ被害の発生率!目安となる年数や予防について

シロアリ被害にあったわけでもないのに費用をかけてシロアリ予防を行うことに抵抗を感じるお気持ちは分かりますが、シロアリ予防をしないと、その何倍もの代償を払うことになりかねないのです。

シロアリ予防の必要性がわかっても予防しない理由

シロアリ予防の必要性についてご紹介しましたが、必要なことは分かっていても、なかなかシロアリ予防に踏み切れないという方も少なくないですよね。その理由を調べると、次のような口コミが多くあがっていました。

  • シロアリ予防費用を出すのがもったいない
  • シロアリ予防の相場がわからない
  • シロアリ予防の必要性はわかるけれど面倒
  • 大手ハウスメーカーが建てた家だからシロアリ対策は必要ない
  • シロアリ予防は新築だから必要ない
  • シロアリの予防時期じゃない
  • マンションにはシロアリ予防が必要ないと聞いた

シロアリ予防に必要な費用の不透明さに不信感を抱いている人が多い傾向にあります。また、ハウスメーカーの建材を用いて建設している建物やマンションにはシロアリが発生しないと勘違いをしている方もいらっしゃるようです。

たとえ新築物件でも、5年経てばシロアリ予防は必要です。なぜ5年かと言いうと、薬剤の効果が持続するのがだいたい5年だからです。また、シロアリは、建て方や建材に関係なく、わずかなヒビからでも侵入するため、どの家でもシロアリ予防対策は必要になります。

シロアリ予防にかかる費用

電卓と家の模型
シロアリ予防にかかる費用は、業者によって異なりますが、一般的に、広さ・施工方法・保証有無(内容)によって異なります。保証期間やアフターサポート内容は業者によって様々なので、複数の業者に見積りを取って確認すると良いでしょう。

戸建ての場合にかかるシロアリ予防費用(相場)

一般的な戸建て住宅(35〜40坪)を例に、シロアリ予防費用の相場をご紹介します。
ベイト工法 1坪に換算1.6万円~ 55万円~80万円
バリア工法 1坪に換算6千円~  20万円~30万円

ベイト工法とは、毒餌を食べさせたり巣に持ち帰らせたりして、少しずつシロアリの絶滅を狙う方法です。
バリア工法とは、自宅周りに薬剤を散布させシロアリを寄せ付けないようにする方法です。予防費用は駆除費用に比べると安いので、被害に遭う前に見積もりを取って予防対策をしましょう。

シロアリ予防にベストな時期は?

シロアリ予防はいつ行なっても効果は同じです。ですので予防にベストな時期は特にないですが、予防頻度として、シロアリ予防対策を行なったことがある場合(新築物件を含む)は、施工後から約5年後に行うと良いでしょう。前回のシロアリ予防から5年以上の期間が経過している、まだシロアリ予防をしたことがない場合は、早めに予防対策することをおすすめします。

詳しい予防時期については、担当の業者に直接確認しましょう。

シロアリ予防は専門業者に依頼するのがおすすめ

シロアリ駆除や予防対策は、シロアリの生態はもちろんのこと、建物の構造や対する知識が必要になります。簡易的なシロアリ予防であれば自分で行うこともできますが、装置の設置(ベイト工法)や薬剤の散布(バリア工法)の仕方によっては十分に効果が発揮できない場合があります。

とくにバリア工法は、実際に床下に入って、薬剤を散布する必要があるので、安全面にも注意が必要になります。費用は必要になりますが、確実に安全にシロアリ予防をしたいのであれば、プロに依頼することをおすすめします。

シロアリ予防はミナトにお任せ

シロアリ予防の必要性ついて紹介しました。大切な家を守るためにも被害に発生する前に事前にシロアリ予防対策をすることが大切です。簡易的なシロアリ予防は自分でできますが、薬剤による家族や近隣への影響を心配される場合は株式会社ミナトにお任せください。知識と経験豊富なスタッフがお客様に必要な予防策をご提案します。査定や見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。

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