築年数ごとに見るシロアリ被害の発生率!目安となる年数や予防について

家の外観
シロアリ

シロアリ被害は築何年から起こるのでしょうか?築5年・10年・20年以上?流石に新築では被害はでないだろうし、シロアリ予防が必要なのは早くても築年数5年くらい?だいたい他のシロアリ被害例でも築年数20年~30年くらいがシロアリ被害が多いような気もするな?そこで今回は築年数毎のシロアリ被害に遭う確率をご紹介します。皆さんのご自宅と照らし合わせてシロアリ被害を未然に防ぎましょう。

目次

  1. シロアリ被害と築年数は関係するか?
  2. 木造建築の築年数ごとのシロアリ被害
  3. シロアリ被害を防ぐためには
  4. シロアリ業者による定期的なメンテナンス
  5. 最後に

シロアリ被害と築年数は関係するか?

先に結論から言うと、シロアリ被害は築年数が古い住宅ほど、シロアリ被害が発生しやすい傾向があります。

シロアリ被害の発生は、建物の構造や地域性など様々な要因によって異なりますが、基本的に新築であれば築5年はシロアリ被害に遭う確率が低いとされています。これにはちゃんとした理由があります。

新築時はシロアリ対策がされている

住宅や建物を建築する際に必ず関わってくるのが建築基準法です。建築基準法とは、建物を建築する際や利用する際についての基準を定めた法律のことです。その建築基準法に「構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から一メートル以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。」と記載されています。ですので新築時にはシロアリ予防対策が講じられているため、被害発生する確率も低いということです。

実際に国土交通省の補助事業としてシロアリ被害の実態調査を行った「シロアリ被害実態報告書」のデータにも、築年数5年未満の住宅ではシロアリ被害は非常に少ないという結果が出ています。
ただ、ここで注意が必要なのは、新築だからといって必ずしもシロアリが発生しないのかというとそうでもありません。あくまでシロアリ被害が発生する確率が低いということを覚えておきましょう。

なぜ築年数が古くなるとシロアリ被害が発生しやすくなるのか?

築年数が古くなると共に徐々にシロアリ被害に遭う確率が上がります。その理由の一つは、シロアリを防除するための薬剤の効果が切れてしまうということです。このシロアリ防除剤は半永久的なものではなく、一般的に約5年で効力がなくなってしまうことがシロアリ被害の発生に関係しています。

木造建築の築年数ごとのシロアリ被害

築年数5年から被害が出始める

新築時のシロアリ予防の効果が切れ始める築年数5年からシロアリ被害は出てきてしまいます。それでは築年数5年が過ぎた後も駆除業者によるシロアリ予防の保証期間内の住宅と、駆除業者による保証期間が過ぎてしまった(何も対策をしていない)住宅のシロアリ被害が発生する確率を見てみましょう。

〇保証期間内の住宅
・築年数0~4年 ほぼ0%
・築年数5~9年 0.8%

〇保証期間外の住宅
・築年数0~4年 ほぼ0%
・築年数5~9年 4.9%

シロアリ予防の保証期間内だと築年数10年で1%未満ですが、保証期間が過ぎてしまった場合は10年で約5%、シロアリ被害が発生する確率となっています。

築年数10年からシロアリ被害が急増

築年数が10年以上経ってくるとどれぐらいの割合でシロアリ被害がでてくるのでしょうか?こちらもシロアリ予防の保証期間内と期間外で被害を見てみましょう。

〇保証期間内の住宅
・築年数10年~19年 5.6%
〇保証期間外の住宅
・築年数10年~19年 18.9%

保証期間外のシロアリ予防をしていない住宅は保証期間内の住宅に比べて約3倍以上の被害でした。約5軒に1軒はシロアリ被害に遭っている計算になります。何も対策していなかった場合は、この辺りの年数を一つの目安として対策するのがよいでしょう。

築年数20年以上は驚きのシロアリ被害発生率

子供が生まれたのをきっかけに家を建てた場合だと築年数20年が経ち子供が新成人になります。家のいろんなところにガタが出始め、リフォームやリノベーションも視野に入ってくるタイミングかと思います。それではシロアリ被害はどうなのでしょうか?

〇保証期間内の住宅
・築年数20年~29年 7.5%
〇保証期間外の住宅
・築年数20年~29年 32.6%

保証期間外の住宅に関しては、築年数20年~29年ではシロアリ被害が驚きの32.6%という結果になりました。これは約3軒に1軒がシロアリ被害に遭っている計算になります。保証期間内の数字と比べ約5倍のシロアリ被害という数字は驚きです。

築年数30年以上

それでは最後に築年数30年以上のデータをご紹介します。

〇保証期間内の住宅
・築年数30年~50年 19.9%
〇保証期間外の住宅
・築年数30年~50年 50% 以上

保証期間外の住宅に関しては半数以上が被害を受けているという結果がでてきました。築年数が経つにつれてシロアリ被害をうけている事がデータから明らかになりましたね。

シロアリ被害を防ぐためには

玄関が開いている家
築年数が経つにつれてシロアリ被害が増えていくデータをご紹介しましたが、築年数が経った家でもシロアリ被害を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?

まずは家全体の風通しをよくする事をおすすめします。シロアリはジメジメした湿度のある環境を好みます。逆に乾燥している環境ではシロアリ被害は発生しません。そのために風通しをよくし、湿度のある環境を作らないようにしましょう。

  • 玄関や窓を開け換気をする
  • 浴室などの水回りを綺麗に掃除し乾燥し換気扇を回す
  • 使用していない部屋の空気の入れ替えをする
  • 外壁基礎工事の床下通気口まわりに物を置かない
  • 室内の湿度を下げるために空調をドライにする。また、除湿シートなどで対策をする

上記の項目に加え、シロアリ予防対策をしっかり行うには建物の構造によるシロアリ防除対策が必要になります。

シロアリ業者による定期的なメンテナンス

シロアリ被害の発生率データでもご紹介しましたが、駆除業者によるメンテナンスが入っている保証期間内の状態とメンテナンスを施してない状態ではシロアリ被害の差は歴然です。1度シロアリ被害にあってしまうと駆除を行ったとしてもまた出てしまうのではないかという心理的な不安もでてきますし、大がかりな駆除工事による金銭面の負担も出てきます。5年に1度定期的にメンテナンスをすることで築年数が経っていても快適に過ごすことが可能です。

最後に

今回は築年数によるシロアリ被害に関するデータをご紹介しました。築年数の浅い10年未満では被害は少なく、築年数20年以上から被害が多くなっていることがおわかり頂けたと思います。そしてシロアリ駆除業者による保証期間の有無でも大きく被害率が変わります。シロアリ被害を未然に防ぐためにも駆除業者を上手に使い大切な我が家を守っていきましょう。
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