【要注意】「調湿してるから安心」は危険。シロアリ被害が出る本当の理由
「お隣さん、シロアリが出たらしいわよ」 その一言に、築5年のマイホームに住むTさんは不安を覚えました。 新築時に「床下は調湿施工済みなので安心」と説明を受けていたからです。 しかし実際には、新築から5年前後でシロアリ被害が発生するケースは決して珍しくないというではありませんか。 「対策しているはずなのに、なぜ?」 そう感じた方も多いのではないでしょうか。 実は、調湿施工はあくまで“湿度をコントロールするためのもの”であり、シロアリの侵入を直接防ぐ対策ではありません。 本記事では、専門業者の視点から見落とされがちな3つの原因と、本当に必要な対策をわかりやすく解説します。
目次
【知らないと危険】調湿しているのにシロアリが出る3つの原因とは?

結論から言うと、調湿施工だけではシロアリの侵入は防げません。主な理由は次の3つです。
① わずかな隙間から侵入される
シロアリは約0.5mmの隙間があれば侵入可能です。
基礎の継ぎ目や配管まわり、施工の取り合い部分など、住宅には目に見えない微細な隙間が必ず存在します。
調湿施工を行っていても、こうした隙間を完全に無くすことは現実的に難しく、侵入を防ぎきることはできません。
② 湿気を含んだ木材に引き寄せられる
シロアリは単に湿気がある場所ではなく、湿気を含んだ木材のにおいに強く引き寄せられます。
床下の土台や木材がわずかに湿気を含むだけでも、シロアリにとっては十分なターゲットになります。
つまり、調湿施工によって環境が改善されていても、木材が存在する以上リスクはゼロにはなりません。
③ 基礎や配管まわりなど複数の侵入経路がある
シロアリの侵入経路は一つではありません。
- 基礎のひび割れ
- 配管の貫通部の隙間
- 外周部から基礎を伝うルート
など、さまざまな経路から建物内部へ侵入します。
そのため、調湿施工だけで侵入経路を遮断することはできないのです。
【誤解が多い】調湿施工=シロアリ対策ではない本当の理由

調湿施工はシロアリ対策として誤解されがちですが、本来の目的は住宅環境の改善です。
これは決して無駄な施工ではなく、家を長持ちさせるために非常に重要な役割を担っています。
■ 調湿施工の本来のメリット
- 床下の湿度を安定させ、木材の腐朽を防ぐ
- カビや結露の発生を抑える
- ダニ・ノミなどの害虫の繁殖を抑制する
- 夏場の床下のジメジメ感を軽減し、住環境を快適に保つ
これらの効果により、住宅の耐久性と居住性の向上につながります。
重要なのは、調湿施工は「シロアリを防ぐもの」ではなく、「シロアリが活動しにくい環境を整えるもの」という点です。
この違いを正しく理解することが、対策の第一歩です。
【プロが解説】シロアリ被害を防ぐために本当に必要な対策とは?

シロアリ被害を防ぐためには、調湿施工に加えて直接的な対策を組み合わせることが不可欠です。
特に築5年前後は、防蟻薬剤の効果が低下するタイミングのため注意が必要です。
① 侵入経路を物理的に遮断する
基礎の継ぎ目や配管まわりの隙間に対して、コーキング材や防蟻パテなどで隙間を埋める処理を行い、侵入ルートを遮断します。
② 木材・土壌への防蟻薬剤処理
床下の木材や土壌に薬剤を施工することで、シロアリを寄せ付けないバリアを形成します。
現在、最も効果的とされている基本対策です。
③ 定期的な床下点検
シロアリは目に見えない場所で静かに被害を進行させます。
初期段階ではほとんど気づくことができず、発見された時には修繕費が高額になるケースも少なくありません。
だからこそ、定期的な点検による早期発見が重要です。
まとめ
今回のポイントを整理すると、調湿施工は住宅環境を整えるために重要。
しかしシロアリの侵入を防ぐものではありません。
シロアリを防ぐには「侵入遮断+薬剤処理+定期点検」が必要なのです。
特に注意したいのは、「対策しているから大丈夫」という思い込みです。
この油断が、被害の発見を遅らせる最も大きな原因になります。
シロアリは気づかないうちに被害を広げ、発見時にはすでに手遅れに近い状態になっていることも少なくありません。
大切な住まいを守るためには、まず「今の状態を正しく知ること」が何より重要です。
シロアリ防除の㈱ミナトでは、有資格者が床下を徹底点検し、現状を写真でわかりやすくご説明しています。
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「まだ大丈夫」と思っている今こそ、一度確認してみてください。
見えない不安を放置せず、早めの点検が住まいを守る最大のポイントです。
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