天井裏・屋根裏でネズミの足音が聞こえたら?侵入防止と駆除対策

屋根裏にいるネズミ
ネズミ

夜中に突然、天井裏や屋根裏から聞こえてくる足音。それはもしかしたらネズミが走り回っている音かもしれません?「トタトタ、カサカサ、バタバタ」といった足音が頻繁に聞こえるようだと、複数のネズミが住み着いてる可能性があります。今回は天井裏・屋根裏でのネズミの駆除対策について説明します。

目次

  1. 天井裏・屋根裏からネズミの足音が聞こえたら
  2. 天井裏・屋根裏の駆除対策
  3. 侵入経路を塞ぐ
  4. 効果が出ない場合
  5. 忌避剤を使用
  6. ネズミじゃないかも
  7. 最後に

天井裏・屋根裏からネズミの足音が聞こえたら

屋根裏
まず最初に行うべきは、ネズミの駆除対策と侵入経路対策です。これらの対策は、できるだけ早急に行うことが重要です。その理由はネズミの驚くべき増殖力にあります。ネズミは1年間に5~6回妊娠し、一度の出産で5~10匹程度の子供を産みます。これは年間で30匹以上の出産を意味します。さらに、その子供たちは数か月後には妊娠し、出産を行うようになります。これはネズミが持つ驚異的な繁殖力を示しています。ネズミの繁殖能力について!放置してはいけない危険な理由とは?
したがって、天井裏や屋根裏からネズミの足音が聞こえたときは、すぐに対策を講じることが重要です。それにより、ネズミの増殖を防ぎ、家屋への被害を最小限に抑えることができます。
それでは以下で具体的な駆除対策と侵入経路について以下で説明していきます。

天井裏・屋根裏の駆除対策

一つ目の対策は天井裏・屋根裏の駆除対策です。具体的には、市販のネズミ取りシートを設置することが簡単で効果的な方法となります。ネズミは視力が弱く、壁に沿って移動する傾向があります。そのため、ネズミ取りシートを設置する際には、壁際や角に設置すると良い結果が得られます。さらに、毒餌と併用することで駆除効果を高めることが可能です。ネズミは警戒心が強く、罠が単調であるとすぐに気づき、近づかなくなる傾向があるため、様々な罠を試し、ネズミの反応を見ながら最適な駆除方法を見つけることが重要です。

侵入経路を塞ぐ

二つ目の対策は侵入経路を塞ぐことです。侵入経路を塞ぐことで、ネズミがそこから出入りすることを防ぎ再発防止に繋がります。侵入経路を見つけるためには、「ラットサイン」と呼ばれるネズミの存在を示す痕跡を探すことが重要になります。一般的にネズミの侵入経路は外壁の隙間、穴、配管、換気扇、下水管などが多いとされています。これらの場所でネズミの足跡や汚れ、糞尿などが見られる場合、その場所からネズミが侵入した可能性が高いと考えられます。侵入経路を見つけたら早急にパテやセメントなどで塞ぎ、二度と出入りできないように対策しましょう。

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効果が出ない場合

ネズミトラップの上に乗っているネズミ
天井裏・屋根裏の駆除対策で説明したねずみ捕りシートや毒餌を使用してもネズミの足音が消えない場合は、駆除グッズの配置をランダムに変えたり、別のグッズを試したりすることもおすすめです。ネズミは非常に警戒心が強い動物であり、駆除グッズに違和感を感じると近づくかない傾向があります。また、学習能力も高く、一度罠にかかった場合は二度とその罠にかかることはないと言われています。したがって、ネズミの駆除は根気強く取り組む必要があります。効果が出るまでいろんな方法を試し、定期的に罠を変えながら対策することが重要なのです。

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忌避剤を使用

他にも忌避剤を使用した撃退方法も存在します。忌避剤には2種類あり、スプレータイプと燻煙タイプがあります。それぞれの特徴について説明します。

スプレータイプ

スプレータイプの忌避剤は、天井裏やネズミの通り道となる場所に直接吹きかけて使用します。このタイプの特徴は、室内全体に広がらないため、食料品や食器が近くにあっても影響を受けません。また、匂いも少ないため、使用後の生活環境への影響も少ないです。ただし、効果範囲が限定的であるため、ネズミの侵入場所が特定できていない場合は効果を発揮できないというデメリットもあります。

燻煙タイプ

燻煙タイプの忌避剤は、水を使用して煙を発生させるタイプです。このタイプを使用すると、煙が部屋全体に広がり、広範囲でネズミを撃退することが期待できます。しかし、家具や食器に煙が付着する可能性があるため、使用前にカバーをかけるなどの準備が必要です。また、アレルギー体質の方は反応を引き起こす可能性があるため、使用には十分注意してください。

これらの忌避剤を適切に使用することで、ネズミを自宅から遠ざけることが可能です。しかし、どちらの燻煙タイプも完全な解決策ではなく、最終的にはプロによる駆除や対策が必要となる場合が多いです。その際は信頼できる害虫駆除業者にご相談ください。

ネズミじゃないかも

ハクビシンの画像
天井裏から聞こえる足音が必ずしもネズミのものであるとは限りません。それはタヌキやハクビシンなど、より大きな動物の可能性もあります。ネズミと他の動物を見分けるための最善の方法は、糞を確認することです。サイズが5mmから20mm程度であればネズミ、それ以上であれば他の動物が住んでいる可能性が高いです。特にタヌキやハクビシンは、鳥獣保護法により無闇に駆除することが禁じられています。これらの動物を駆除する場合は、必ず被害状況を確認し、役所から許可を得てから行うようにしてください。

最後に

今回は、天井裏・屋根裏でのネズミの駆除対策について説明しました。ネズミは繁殖力が非常に高いため、ネズミの存在を疑う場合は、迅速な対策が必要となります。まず最初に行うべき対策は、天井裏の駆除と侵入経路の封鎖です。これらの対策を同時に行うことで、再発防止につながります。また、忌避剤を使用してみるのもよいでしょう。忌避剤にはスプレータイプと燻煙タイプの2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。ご自宅の状況に合わせて適切なタイプを選択し、使用してみてください。

株式会社ミナトは「害獣・害虫駆除」ホームサービス専門業者です。年間実績5,000件以上・日本ペストコントロール協会加盟。駆除専門のスタッフが確かな知識でネズミの駆除に対応いたします。ネズミの駆除対策を考えている方は、ぜひ株式会社ミナトへご相談ください。

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