アライグマ被害をチェック!侵入を防ぎ寄せつけない方法を解説
深夜になって天井からガタガタ、ゴトゴト。明らかに何が潜んでいる大きな足音。気になってゆっくり眠ることもできない!それはもしかしたらアライグマの仕業かもしれません。アライグマは経済的な影響も大きいため早期の対処が重要です。そこで今回は、アライグマ被害の兆候がわかるチェックシートと、侵入を防ぎ寄せつけない方法を解説します。
目次
アライグマ被害の兆候をチェック!
「天井裏から足音が聞こえる」「庭に見たことない足跡が」「最近畑の作物が食べられている」など、これらの兆候が1つでも該当する場合、アライグマが近くに現れている可能性があります。アライグマの存在を確認し、早期発見できるためのチェックシートを用意しました。まず、以下の項目をチェックしてみましょう。
①アライグマが近くにいる可能性が高い
- 家の周りに子供の手のような5本指の足跡を発見。
- 川や池にタヌキぐらいの大きさの動物がいた。
- 外飼いのペットのエサが何者かに食べられている。
- 自宅の庭で飼っている鯉や亀などに傷やかじられた跡がある。
- 庭にある果樹や家庭菜園が荒らされた。
上記のチェックシートの項目のいずれかに該当するものがありましたか?もしある場合、アライグマが近くまで来ているかもしれません。
これらの兆候がいずれかに当てはまる場合、アライグマが身近に現れている可能性が高いです。
②自宅の被害
- 敷地内の柱や壁に爪痕のような傷跡を発見。
- 屋根瓦や壁に泥汚れのついた足跡を見つけた。
- 通気口や軒下に動物が出入りした痕跡がある。
- 天井裏・屋根裏から大きめの足音がする。
- シミが天井にできた。
上記の項目に該当する場合、既にアライグマが家に住み着いている可能性が高いです。迅速な対策が必要です。
③農作物の被害
- 5本指の足跡があちこちにある。
- スイカが綺麗に丸く開いて食べられていた。
- イチゴやぶどうなどを綺麗にもぎとられて食べられていた。
- トウモロコシが丸ごと食べられていた。
上記の項目に該当する場合、アライグマによる農作物への被害の可能性が高まっています。迅速な対策が必要です。
該当する項目がある場合
様々な項目を確認しましたが、該当する項目があるでしょうか?①の項目ではアライグマの姿はまだ確認されていませんが、具体的な被害が発生する前に自分で対策を講じておくことが重要です。ペットのエサなどは出しっぱなしにはせず、食べ終わったらすぐに片づけたりするなど心がけましょう。②の項目に該当する場合、迅速な対応が不可欠です。駆除業者や地元の自治体に連絡し、駆除の相談を早急に行うことをお勧めします。③の項目で該当する場合、既にアライグマによる被害が発生している可能性が高いため、同様に対策を講じるか、電気柵などを導入して対処する必要があります。アライグマにとっての餌場とならないよう注意が必要です。
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アライグマの足跡を見つけたら要注意
アライグマの存在を確認する手がかりとして、足跡は極めて重要です。アライグマの足跡が家や敷地周辺で見つかれば、即座に警戒が必要です。被害がまだ発生していなくても、足跡の存在はアライグマが家や建物に侵入する可能性が高くなります。
アライグマの足跡は、特徴的な5本の指が浮かび上がる独特の形状を持っており、一般的な動物とは見分けがつきやすいです。そのため、足跡を見つけた際には早急に対策しましょう。
アライグマを寄せ付けない方法
匂いで寄せ付けない
アライグマを遠ざけるためには、効果的な方法がいくつかあります。アライグマがまだ家や近隣に住み着いていない場合、アライグマが嫌がる匂いを利用するのが効果的な方法です。中型の動物は一般的に嗅覚が鋭く、アライグマもその例外ではありません。北米の原産地では、アライグマは天敵であるオオカミや大型の肉食獣の尿の匂いを嗅ぎ分け、危険な場所を避けて生活してきました。そのため、ネズミ退治にも使われる、猫のおしっこの匂いを放つ忌避剤はとても嫌がります。これらの忌避剤を自宅周りに設置し、アライグマの近づきがたい環境をつくるのが良いでしょう。また、ハーブの香りや木酢酢なども効果的なので試してみるのもいいでしょう。
食べられる物を外に出さない
アライグマを遠ざけるためには、食べ物に関する注意も欠かせません。アライグマは雑食性でなんでも食べます。えっこんな物まで?というような物まで食べてしまいます。例えば、ご近所さんからもらった野菜や果物をそのまま軒先や玄関前などに置いてしまったり、生ゴミをゴミの日まで外に放置したり、ペットのエサの残りを片付けなかったりすることは、アライグマに餌付けをすることと同じです。これらの行動はアライグマ被害を引き起こす可能性があるため注意しましょう。
最後に
今回はアライグマ被害のチェックシートを用意してみました。様々な項目で危険度に応じての対策が必要になってくると思います。チェックシートに該当する項目がない場合でも、家の周りで何か動物の存在を感じた際には、再度チェックを行い、早めの対策を検討することをおすすめします。
また、アライグマの被害を予防するために、ゴミや食べ物を外に置かないように気を付けることも忘れないようにしましょう。
株式会社ミナトではアライグマはもちろん、その他の害獣にも対応しております。専任のスタッフが駆除、対策を行いますので、お気軽にご相談くださいませ。